MF(マニュアルフォーカス)で撮る写真の魅力7選 ピントの隙間を撮るのが楽しい
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こんにちは。

ゆうです。

 

初めてカメラを買った時、

大半の人はオートフォーカスのレンズを使っていると思います。

(以下、オートフォーカスをAFと記載します)

 

非常に便利ですよね。

半押しすれば一瞬でピントが合い、

ピンぼけすることもなく写真が撮れる。

自分もそう思っていましたし、今もそう思っています。

 

でもオールドレンズというものの

レトロな写りに惹かれて

オールドレンズを1本手に入れました。

当然、昔のものなのでマニュアルフォーカスです。

(以下、マニュアルフォーカスをMFと記載します)

 

そして、使っているうちに気づきました。

MF、面白いぞ!!…と。

 

今日は何かの縁でこの記事を読んでくれているあなたに

MFの面白みや魅力をお伝えしようと思います。

 

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MF(マニュアルフォーカス)のレンズはこんな人にススメたい!

MFって面倒くさいと思ってる方もたくさんいると思います。

自分もそう思っていましたが、使ってみると案外そうでもありませんでした。

 

MFのメリット・デメリットは後述するとして、

写真を撮っていてこんな風に思っている方はぜひ一度試してほしいのです。

MFをススメたい人の特徴
  • もう少し撮る写真の幅を広げたい
  • もっとカメラが上達したい
  • 自分独自の視点を見つけたい

撮る写真の幅については、後述するピントの隙間の話で詳しく触れますが、

自分の意図しないところにピントが合うことがあり、

しかもそれが案外いい雰囲気であったりすることも多いです。

見逃していたフォーカスの隙間を探せるのがMFのいいところ。

確実に撮影する写真の幅は広がります。

 

そして、MFなので当然

自分で意図的にここにピントを合わせようと思って調整しなければ

ピントは永遠に合いませんよね。

 

つまり、何となくでもフォーカスが合ってしまうAFより

ピントの位置をしっかり考えなければならないのです。

 

フォーカスの位置だけでなく構図も考えるようになり

どこをどう切り取るかを考えながら撮影することになります。

いい練習になりますよ。

 

あなたが撮る写真の幅、要するにバリエーションがもっとほしいと思っていたり、

もっと写真がうまくなりたいと思っているのであれば

MFがその突破口になる可能性がありますよ。

 

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MF(マニュアルフォーカス)のメリット 7選

ここからは具体的にMFで撮影することの

メリットを7つご紹介いたします。

MFのメリット 7選
  • フォーカスの隙間を撮れる
  • MFならいつでもシャッターが切れる
  • MFはAFより速く連続してシャッターが切れる
  • MFは細かいフォーカス調整が可能
  • MFなら暗いところでもすぐにフォーカスを合わせられる
  • MFのレンズはレンズ自体が安い
  • MFのレンズを使うとカメラのバッテリーの持ちがいい

では、順番にご説明していきますね。

フォーカスの隙間を撮る

フォーカスの隙間って何?って話だと思いますが、

自分はこれを一番に伝えたい。

 

例えばこんなような風景があったとするじゃないですか。

奥にピント

例えばこの写真のように階段の奥側にピントを合わせる方法もあれば、

次の写真のように手前の葉っぱにピントを合わせることも出来るわけですよね。

手前にピント

AFでこのピントの切替を行おうと思うと

奥側に合わせて半押し、

撮影したら手前の葉っぱに合わせて半押し、

というように一瞬でピントが移動してきてしまいます。

 

これをMFでやるとどうなるでしょう?

奥から手前に向かってゆーっくりとピントが移り変わります。

それはAFがすっ飛ばしてしまっていたフォーカスポイントでもあるんです。

自分はこれを勝手にフォーカスの隙間と呼んでいます。

 

ひとつのフォーカスから次のフォーカスに移り変わる時に

自分が全く意図していなかった中間ポイントに

これはいいと思えるフォーカスが存在していることがあるんですよ。

 

こういうフォーカスの隙間に出会うことというのは

偶然的に新しい視点を得ることなんです。

最近、似たような写真ばっかりになってるな…

なんて思いがある方には、必ず新しい視点をもたらしてくれます。

 

MFならいつでもシャッターが切れる

AFの場合、フォーカスが合わないとシャッター切れないんですよね。

ピピッとカメラがフォーカスを合わせて、それからパシャっとやる。

 

ピピっとやっている間にシャッターチャンスを逃がすことがあります。

MFはシャッターのボタンを押せば必ずシャッターは切れます。

例え、ピントが合っていなかったとしても。

 

これはよくも悪くもある部分だと思いますが、

完全にシャッターチャンスを逃して何も残らないより、

多少ブレてピントがずれていても

撮りたいと思ったその瞬間にシャッターを切ること自体に

価値があると自分は思います。

 

MFはAFより速く連続してシャッターが切れる

前項に通ずるところですが、

AFで何枚も連続で撮ろうと思うと

一回一回フォーカスをあわせ直すんですよね。

 

だから、フォーカスを合わせる、

シャッターを切る。

またフォーカスをあわせる、

シャッターを切る。

となるので、何枚か連続して撮ろうと思うと時間がかかるんですよね。

 

MFはフォーカスを合わせる、

シャッターを切る、シャッターを切る、シャッターを切る、

という風に使うことが出来るので、

何枚も連続して写真を取りたい時は明らかに早いです。

 

もちろん連射機能を使えばいいんですが、

連射したいと思った時って突然やってくることもありますからね。

連射に切り替えてる暇がない時なんかはMFの連射性は威力を発揮します。

 

次の写真はアオサギの写真ですが、

急に飛び立ったのを慌ててMFでカシャカシャとシャッターを切り続けて撮ったものです。

案外このくらい撮れたりするんですよね。

アオサギ

 

MFは細かいフォーカス調整が可能

AFは今写っているもののコントラストを識別して

フォーカスを自動で合わせる機能です。

その中で一番手前にあるものにフォーカスを合わせる傾向がありますね。

 

便利な半面、微妙なフォーカス調整がしにくい時があります。

細かい話ですが、左目ではなく右目にピントを合わせたい、とか

手前の花びらではなく奥の花びらにピントを合わせたい、とか。

 

こういう時にMFはあっという間に微調整することができます。

これはMFの王道の強みですよね。

 

MFなら暗いところでもすぐにフォーカスを合わせられる

前述の通り、AFはコントラストを感知してフォーカスを決めるので

全体的に暗い場所でフォーカスを合わせるのは不得意なんですよね。

 

ところが当然MFは自分の目で見てフォーカスを合わせるので

暗いところでも何でも

最低限の光があればフォーカスを合わせることができますよね。

 

MFのレンズはレンズ自体が安い

そもそもAFのレンズもMFで使うことが出来るわけですが、

中にはMF専用のレンズというものもあります。

 

必ずそうだとは言い切れませんが、

傾向として、同じスペックのレンズでAFとMFのものがあるならば

MFのレンズの方が安いです。

 

AFはレンズの中にフォーカスを合わせるために

モーターを仕込む必要がありますが、

MFはそういったものを組み込む必要がありません。

その分だけ、安く作ることが出来るんですよね。

 

その他、オールドレンズを使ってみたくて

その結果、MFを使うことになったという方もたくさんいるのではないでしょうか?

 

これもレンズによりけりですが、

オールドレンズは1万円を切る価格でありながら

写りのいいレンズがたくさんあります。

ロシア製のレンズなんか狙い目だと思います。

 

自分もいくつかオールドレンズは所有しているので

興味があるようでしたらこちらの記事も見てみてくださいね。

 

MF専用のレンズを使うとカメラのバッテリーの持ちがいい

最後にMF専用のレンズを使うとカメラのバッテリーの持ちがいいです。

 

AFだとフォーカスを合わせるためにモーターなどを動かす必要があり、

当然そのためにカメラのバッテリーを使うわけですよね。

MFはそこに使う電力が必要ありません。

 

AFにも対応しているレンズをMF設定で使う時は

結局、ピントリングの動きに合わせて

レンズ内部のモーターを動かしているので

バッテリーの持ちは変わりません。

 

オールドレンズでF値の調整も手動で行うレンズであれば

余計にバッテリーの持ちはよくなります。

 

これ、意外と嬉しいですよね?

 

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MF(マニュアルフォーカス)のデメリット 2選

さて、ここまでMFのメリットを7つ紹介してきましたが、

やはりいいところばかりではありません。

悪いところもあります。

 

それが次の2つです。

MF(マニュアルフォーカス)のデメリット 2選
  • MFはフォーカスを合わせるのに時間がかかる
  • MFで撮るとピンぼけ写真も増える

まあ、メリットと表裏一体な部分もありますが…

これも

順番に説明していきます。

 

デメリットの説明をしたあとに

そのデメリットを埋めるための対策法も後述しますね。

 

MFはフォーカスを合わせるのに時間がかかる

MFはフォーカスを合わせるためにピントリングを

せっせと回さなければなりません。

回す時間もかかりますし、

最終的にピタッとフォーカスを合わせるにもやはり時間がかかります。

 

確かにMFは微調整は得意なんですが、

そうじゃなければやはり時間かかりますよ。

慣れもあるかもしれませんが、

AFの方がやはり速い場面も多いです。

 

MFで撮るとピンぼけ写真が増える

急いでフォーカスを合わせる必要がなく、

じっくりとフォーカス合わせをする時間があったとしましょう。

 

しかし、完璧だろうと思って撮影した写真をあとから見返すと

「あれ?ピント合ってない…」となるときがしばしばあるものです。

 

特にF値を下げてボケが強く発生しているときは顕著です。

 

結構、致命的な弱点と言えば弱点ですよね。

 

まあ、昔はみんなMFしかなかったんだからと言われれば、

自分の腕が足りないだけなのかもしれませんが…。

 

いや、しかし今のカメラは優秀です。

カメラの機能も借りつつ、MFでもきっちりフォーカスを合わせる方法を

次項でご紹介していきます。

 

MFでの撮影を助けてくれる3つのコツ

いいこともたくさんMFですが、

やはりピンぼけが一番心配なところですよね。

 

でも、大丈夫。

カメラにはピントをしっかり合わせるための機能が

たくさん付いています。

これらの機能を駆使することでピンぼけ写真の枚数は劇的に減らせます。

 

ここでは次の3つのコツを紹介します。

MFでの撮影を助けてくれる3つのコツ
  • MFのレンズを使う時はAモードを使う
  • ピントが合った部分が白くなる機能(ゼブラ)を使う
  • カメラのピント合わせ時拡大機能を使う

では、こちらも順番にご説明しますね。

 

MFのレンズを使う時はAモードを使う

まずカメラのモードはAモード、

絞り優先モードを使いましょう。

特にオールドレンズで絞りの調整が手動の場合は

強くAモードをおススメします。

 

F値はボケ味に大きく関わってくるので自分で決めたいですよね。

Aにモードにしておけば絞り調整が手動だとしても

F値の変化に応じてシャッタースピードやISOを

カメラが決めてくれます。

 

要は写真の写りに大きく影響するところ以外は

すべてカメラ任せにしてしまって

全力で撮影に神経を注げる環境を作りましょうということです。

 

で、その環境を作った状態で

フォーカス合わせにも神経を注ぎましょう。

 

ピントが合った部分に色がつく機能を使う

最近のカメラは頭がよくて

ピントが合っている部分に色をつけてくれる機能があります。

 

自分が使っているのはSONYのα6000という機種なんですが、

この機種だとピーキングレベルという名前の機能がそれに当たります。

ちょっと調べた範囲だと他のメーカーのカメラでも

同じような機能は付いていると思われます。

 

この機能を使うと今フォーカスが合っている部分に

カメラ上で色がつくようになります。

次の画像はカメラの液晶部分をiPhoneで撮影したものなので

画質は悪いですが、言わんとしていることは伝わると思います。

ピーキングレベル

目のフチのあたりが赤くなっているの分かりますか?

この色がついている部分にフォーカスが合っているということですね。

 

自分の目で見てフォーカス合ってるかな?と思うなら

カメラに助けてもらえばいいですよね。

 

カメラのピント合わせ時拡大機能を使う

もう一つ、ピント合わせの機能で

拡大機能がついていることがあります。

 

フォーカスを合わせる時に一時的に

見えているものを拡大してくれる機能のことです。

フォーカスを合わせたいところを拡大して

そこにじっくりとピントを合わせることができます。

 

SONYの場合は「ピント拡大」という名前の機能ですね。

 

例えば次の写真を撮る時に、

イーブイ

 

次の画像のように拡大されて見えて、

フォーカスをしっかり合わせることができます。

ピント拡大

少なくともSONYの場合、

前項のピーキングレベルの機能と併用することもできます。

 

この辺あたりをしっかり使っていくと

MFでもピンぼけ写真を量産してしまう可能性がグッと下がりますよ。

 

MF(マニュアルフォーカス)で撮る写真の魅力のまとめ

今日はMFの魅力についてお話をしました。

いろんなメリットがあると思います。

 

MFは次のような方に特に試してみていただきたいと思います。

MFをススメたい人の特徴
  • もう少し撮る写真の幅を広げたい
  • もっとカメラが上達したい
  • 自分独自の視点を見つけたい

そして、MFのメリットは次のような7個でした。

MFのメリット 7選
  • フォーカスの隙間を撮れる
  • MFならいつでもシャッターが切れる
  • MFはAFより速く連続してシャッターが切れる
  • MFは細かいフォーカス調整が可能
  • MFなら暗いところでもすぐにフォーカスを合わせられる
  • MFのレンズはレンズ自体が安い
  • MFのレンズを使うとカメラのバッテリーの持ちがいい

特にフォーカスの隙間という考え方は

あなたにもぜひ味わっていただきたいポイントですね。

 

しかし、MFにもデメリットはあります。

次のような2つでしたね。

MF(マニュアルフォーカス)のデメリット 2選
  • MFはフォーカスを合わせるのに時間がかかる
  • MFで撮るとピンぼけ写真も増える

この弱点を埋めるために3つのカメラ機能を借りるとよいとお話しました。

MFでの撮影を助けてくれる3つのコツ
  • MFのレンズを使う時はAモードを使う
  • ピントが合った部分が白くなる機能(ゼブラ)を使う
  • カメラのピント合わせ時拡大機能を使う

手持ちのAFレンズでもMFにして使うことが出来るので

ぜひ一度は試してみていただきたいです。

 

MFの世界をどうか楽しんでいただければと思います。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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