クセのあるバブルボケ(玉ボケ)が欲しいならZenitarのオールドレンズは試してほしい

こんにちは。

ゆうです。

 

唐突ですが、

ワタクシ、ボケが大好きです。

 

いやだな。

お笑いのことではないですよ。

 

写真のボケのことですよ。

こういうやつのことです。

ボケの例SEL50F18

こういったボケにハマってくると

より面白いボカし方は存在しないのか?とか

どうやったらより印象的なボケを作れるか?とか

そんなことを考え始めます。

 

そして、ネット上でとある写真を見つけます。

それはそれは強烈にクセのあるボケでした。

玉ボケを通り越してバブルボケ。

とあるレンズを使い撮った写真だということでした。

 

今日はその強烈にクセのあるバブルボケが撮影できる

Zenitarというメーカーのレンズをご紹介と、

このレンズの使いこなしのコツについてお話してみたいと思います。

 

スポンサーリンク

Zenitar-M2s 50mm/f2というバブルボケなオールドレンズ

改めてですが、今回購入したレンズはこちらです。


では、さっそくレンズについてお話していきましょう。

 

Zenitar-M2s 50mm/f2の特徴

このレンズの特徴は次の通りです。

Zenitar-M2s 50mm/f2の特徴
  1. 強烈すぎるバブルボケ
  2. 近くのものしか撮れない
  3. ボケ好き以外は持っていても仕方がない

とにかく強烈なボケ。

玉ボケを通り越して、バブルボケと呼ぶにふさわしいボケ

 

正直、この独特なボケがツボに入らなければ 

このレンズを持つ意味は全くありません

ボケ好きのボカすためのボケだけが全てのレンズです。

 

そこまで言われるとは一体どんなボケなのか…

そう思いますよね?

それでは次に作例をご紹介しましょう!

 

Zenitar-M2s 50mm/f2で撮れる写真の作例

Zenitar-M2s 50mm/f2で撮影するとどんな感じの写真が撮れるのでしょうか?

実際に撮った写真を見てみましょう。

Zenitar M2s作例1

もうえらいクセのある写真ですよね…。

後ろ側が玉ボケに次ぐ玉ボケ

どんだけ玉ボケしてんだよというくらい玉ボケ。

 

このように非常に特徴的な玉ボケを表現することができるレンズなんです。

他にもいくつか写真を見てみてください。

Zenitar M2s作例2

Zenitar M2s作例3

面白い写真ですよ。

 

他のレンズでは撮れない、

この世で唯一無二の特徴的なボケ方です

 

Zenitar-M2s 50mm/f2の見た目

で、あんなわけのわからないボケ方をするこのレンズですが、

こんな感じの見た目をしています。

Zenitar M2s 50mm f2

ころんとしてて、見た目は可愛いですよね。

 

これはいわゆるオールドレンズ

ロシア製です。

 

昔のレンズなので、今のカメラにはそのままつけられません

マウントの形をあわせるために、マウントアダプタというものを使います。


で、このマウントアダプタを付けてカメラにつけると、

こんなような感じになります。

Zenitarをカメラにつけたところ

こじんまりしてて、ボディとのバランスは悪くないですよね。

 

Zenitar-M2s 50mm/f2をススメたいのはこんな方!

前述したような写り方をするZenitarのレンズですが、

このレンズをオススメしたいのは次のような方になります。

Zenitar-M2s 50mm/f2をススメたい方の特徴
  • 人とは違う写真が撮りたい方
  • 変わったボケがほしい方
  • 玉ボケが好きな方
  • 寝ても覚めてもボケが好きな方
  • 三度の飯よりボケが好きな方

あまりに特徴的なボケ方をするので、

まず、人とは違う写真を撮ってみたい方にはオススメです。

 

そして、ボケクレイジーな方には本当にオススメです。

とにもかくにもボケが好きな方、

それも玉ボケが好きな方にこそ使ってほしいレンズです。

 

何が起きてもとにかくボケが好き。

ボケのない写真など考えられんみたいな人は絶対使ってみるべきです。

 

詳しくは後述しますが、

このレンズは強烈なボケを生み出すために改造されています

 

そして、その改造によって遠くにはピントが合わない体になってしまっています

詳しい方向けに言うなら無限遠のピントは全く合いません。

近くのもの、手の届く範囲のものを撮るの専用です。

 

もう全然使い勝手なんかよくなくて、

ひたすら強烈な玉ボケ専用レンズなんですが

この不器用さを置いておいたとしても

なおZenitar-M2s 50mm/f2が写し出す写真には

強烈な魅力があるわけですよ。

 

簡単に言うと、すでにお見せした写真を見て 

「うわ、何これ?自分もやってみたい!!」と思えた方は買いです

 

そうじゃない方は手を出すべきレンズではないかもしれません。

 

Zenitar-M2s 50mm/f2のスペック

焦点距離は50mm

マウントはM42というネジ式のマウントになっています。

M42 ネジ式マウント

フォーカスはマニュアルのみです。

 

F値の最小は2。

最大は16です。

2から2.8、4、5.6、8、11、16となります。

 

フォーカスとF値はそれぞれこのリングを回すことで行います。

Zenitar M2s 50mm f2フォーカスリング F値調整リング

前述の通り、このレンズは改造レンズです

内部レンズ群の3枚目をわざと逆さにすることで

マジックボケと呼ばれる強烈なボケが発生するような改造が施されているんです。

 

どんな改造が施されているのかは

詳しく紹介されている動画がありますので

興味がある方はご覧いただければと思います。

 

これまた前述しましたが、

この改造によって無限遠の撮影が不可能になってしまっています

つまり遠くを写すことが一切できません。

近くを写す専用レンズとして使うことになるんですね。

 

従ってポートレートで使うには、撮影距離的に難しいです。

物撮り専用レンズだと思った方がいいでしょう。

 

とは言え、この独特なボケは他のレンズでは得難いものです。

これに惹かれたならZenitar-M2s 50mm/f2を使うしかないでしょうね。

 

Zenitar-M2s 50mm/f2を使いこなすための4つのコツ

ここまでZenitar-M2s 50mm/f2はバブルボケが

特徴的なレンズだとご紹介してきました。

 

ただ、このバブルボケ、

きれいにボケを出すにはそれなりにコツも必要となります。

それが次の2つです。

Zenitar-M2s 50mm/f2 使いこなしのコツ
  1. F値を最小にする(2に合わせる)
  2. 点光源を被写体の後ろに探す
要は一般に玉ボケが出やすい状況を作るということになりますが、

オールドレンズなだけあって不器用な部分もあるレンズです。

 

上の2つのコツの他に、更に次の2つのコツも合わせて

全部で4つのコツをお伝えいたします。

Zenitar-M2s 50mm/f2 使いこなしのコツ②
  1. 被写体と背景の距離はそんなに気にしなくて大丈夫
  2. ピントが合いにくければいったんF値を上げる

 

強烈なボケを生むにはF値は2.0に

Zenitar-M2s 50mm/f2mの特徴である

強烈なバブルボケを生み出すには

F値を最小にしてあげることが必要になります。

 

バブルボケというのは 

要するに強烈な玉ボケのことなので

玉ボケが発生しやすい状況を作ってあげればいいということになります。

 

一般にF値を下げれば下げるほど

玉ボケは大きく出やすいです。

 

F値を最小にするとこのような写真が撮れます

Zenitar F2

 

ちなみにF値をもう少し上げてあげると、

玉ボケの大きさは小さくなっていきます。

F値5.6で撮影した写真を見てみてください。

Zenitar F5

F値5.6でもけっこうなボケ方しますよね。

よく見ると小さい玉ボケがたくさん出来ています。

 

十分クセのあるボケは演出されているとは思いますが、

やはりF値2と比べると強烈すぎるボケという感じでもありません。

 

更にF値を上げていくと

全く玉ボケのない写真を撮ることもできます。

これがF値16です。

Zenitar F16

オールドレンズらしい味のある写真が撮れますよね。

意外と解像度も悪くなく、

実はボケ以外の楽しみ方もできるレンズだと思います。

(前述の通り、遠くは撮れませんが…)

 

点光源を被写体の後ろに探す

2つ目のコツとして、被写体の後ろに点光源があることがあげられます。

点光源というのはその名の通り、

点状の光のことです。

 

点光源でわかりやすいのはイルミネーション。

小さい点状の光が集まってできているのがイルミネーションの光ですよね。

 

自分の場合、よく花を撮りますが

太陽が葉に反射して光っているところなんかは 

絶好の点光源となります。

葉が照らされて点光源になっているバブルボケ写真

 

あとは水辺なんかだと

水面に反射した太陽も点光源ですね。

参考までに何も考えず(ピントすら合わせず)

川の水面を撮るとこのような感じになります。

水面を撮った写真

この点光源がないと、

あの不思議なバブルボケは発生しません。

(というか、発生はしてるでしょうが

 ここまで紹介したような強烈なものにはなりません)

 

なので、まずF値を2まで下げているのに 

バブルボケが発生しないと思ったら、 

被写体の後ろ側に点光源を探してみてください

 

なお、部屋の中にいるとなかなか点光源がないので

Zenitar-M2s 50mm/f2というレンズの特徴を楽しみにくいのですが、

そんなときはこいつが一つあると案外楽しめます。

気泡緩衝シート

Amazonとかで何か注文すると

商品が包まれてくるアレです。

プチプチして楽しむアレです。

 

これを例えば電気スタンドの前に、

もしくはテレビの前とかでもいいと思いますが

そういった場所にぶら下げて、

それを背景として撮るとこんな写真が撮れるんです。

Zenitarお化け

プチプチの一つ一つに光が当たって

うまいこと点光源になってくれてるんですよ。

 

かなりこのレンズの特徴が活きていますよね。

プチプチがあれば部屋の中でもけっこう楽しめますよ

 

 

(追記)

もう少しこのレンズを使い込んでみて思いましたが、

やや絞りを絞ってあげても案外いい玉ボケが得られます。

 

玉ボケはF値を下げれば下げるほど大きくなります。

上げればだんだんとボケが小さくなり、細かくなります。

 

意図的に玉ボケのサイズ感を調整して

演出してみるのも面白いですよ。

参考までにF値4と8で撮った写真もご覧ください。

 

F値4の写真

Zenitar F値4

 

F値8の写真

Zenitar F値8

(追記は以上)

 

被写体と背景の距離はそんなに気にしなくて大丈夫

ここまで玉ボケができやすい条件を揃えてあげると

このレンズならではのバブルボケが楽しめると書いてきました。

 

一般的に玉ボケが発生しやすい条件の一つに

被写体と背景の距離が離れていることというのが挙げられるんですが、

このZenitar-M2s 50mm/f2の改造品に関して言えば

そんなに気にしなくて大丈夫です

 

レンズのボケ方が強力過ぎて

背景との距離などちょっとあいていれば、十分すぎるほどボケます。

 

で、距離を離したところでボケ方が更に強力になるか?と言うと

自分はそんなでもないと感じています。

 

そもそも100の強さでボケていたのが

被写体と背景の距離を離したら101ボケた。

実際問題、変化を感じないようなレベルです。

 

ピントが合わせにくければいったんF値を上げる

使う上で一番厄介だと感じているのが、

強力すぎるボケ故にピントがあっているのかどうかがよくわからないことがあるという点です。

 

先程も自分は花をよく撮るといいましたが、

例えばアサガオくらいのサイズの花をF値2で撮ろうとすると

雌しべにピントが合っているとき、

花びらは完全にボケています。

 

ナンなら花びらの縁はボケるというより

滲んでしまって、背景に溶けるようになっています。

 

例えばこの写真。

花の縁が滲んでる

多分の花の中央にはピンとがあっているけど、

花びらの縁はすでにボケています。

 

これをパソコンやスマホの画面で見るならまだいいんですが、

カメラのファインダーや液晶で見ていると

ピントがどうなっているのか非常に判断がつきにくいんですよね…。

 

なので、自分はいったんF値を上げています

その状態でピントを合わせてからまたF値を下げる

 

こうすることで多少ピント合いにくい問題は解決できます。

 

と言えども、結局は枚数を撮っておいて、

あとでうまくいった写真をチョイスするという作業も必須ですが…。

 

スポンサーリンク

バブルボケが強烈なZenitar-M2s 50mm/f2のまとめ

今日はバブルボケが強烈すぎるレンズ、

Zenitar-M2s 50mm/f2を紹介しました。

 

もう半端なく偏ったレンズです。

ボケだけに重きを置いた、バブルボケが全てのレンズです

 

はっきり言って改造品は近くのものしか撮れないし、

ボケ方からして構図もバリエーションはないし、

決して使い勝手のいいレンズではありません。

 

それでもなお特徴的すぎるこのボケ方には

人を夢中にさせてしまう不思議な魅力がありますね…。

 

さて、ご紹介したレンズの特徴はこんなものでした。

Zenitar-M2s 50mm/f2の特徴
  1. 強烈すぎるバブルボケ
  2. 近くのものしか撮れない
  3. ボケ好き以外は持っていても仕方がない

 

そして使いこなしのコツは次の4つでした。

Zenitar-M2s 50mm/f2 使いこなしのコツ
  1. F値を最小にする(2に合わせる)
  2. 点光源を被写体の後ろに探す
  3. 被写体と背景の距離はそんなに気にしなくて大丈夫
  4. ピントが合いにくければいったんF値を上げる

点光源ではプチプチシートも活躍してくれるんでしたね。

 

使える場面は限定されるかもしれませんが、

本当に面白いレンズです。

写りもレトロ感があり、オールドレンズらしいのではないでしょうか。

 

ハマる人も多いと思います。

お値段にして1万円少々。

レンズにしては手の出しやすい方だと思いますので、

気になった方はぜひ使ってみてください。



マウントアダプタはお使いのカメラに合わせたものを

購入してみてくださいね。

 

最後になりますが今日紹介した写真の撮影に使ったカメラはこちらです。


それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

Twitterでフォローしよう

こんな記事はいかが?