機材好きのギタリストにカメラを語らせたらこうなった

こんにちは。

ゆうです。

 

ワタクシ、機材好き系ギタリストなわけですが、

このブログを見てもらえばわかるように

カメラも趣味のひとつになっているわけです。

 

カメラ歴はまだ1年ちょっと。

ギターはもう20年は続けています。

 

ギターとカメラ。

一見、共通点なさそうですけど、

やってみると根っこのところは共通点だらけだと感じます

 

どんな写真を撮るのか?と考えるのは

どんな音でどんなフレーズを弾くのかを考えるのに似ているし、

 

機材に対する考え方も

ギターとカメラでは似ている部分がある。

 

今日はギターとカメラを趣味にした自分が 

次の2つの視点からいろいろ語りたいと思います

  • 写真・演奏について
  • 機材について

趣味100%で語っていきますので、

ぜひ楽しんでもらえればと思います(笑)。

 

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写真・演奏、その作品についての共通点

カメラとギター

作品という言い方がややこしいかもしれませんが、

カメラで言えば、写真が作品

ギターだったら、演奏して出てきた音やフレーズ・曲が作品ということです

 

まず最初はその作品ができあがるまでの

作品作りの考え方についてグダグダ語っていきたいと思います。

 

作品作りの根本は頭のイメージを具現化すること

イメージを具現化する

作品作りの根本は

頭の中でイメージしたことを具現化していく過程にあります。

これ、カメラでもギターでも絶対だと思うんです。

 

頭の中で最高の作品をイメージできるかどうか?が 

ステキな作品を作ることができるかどうかの分かれ道

 

これはカメラでもギターでも同じです。

 

違う言い方をすれば

頭の中でのイメージ以上のものができることはない

ということなんですね。

 

もちろん、後述する偶然が重なって

奇跡の1枚が撮れる的な話は

カメラもギターも十分ありえます。

 

が、自分で狙って作品を作る場合、

頭の中のイメージが最大値です。

 

で、このイメージに対して

どう撮るのか?どう弾くのか?

ということなんです。

 

頭の中の最高の1枚、

これを具現化させるには、

この被写体を、この角度から、

このレンズを使って、こういう設定で、

この光の感じを捕まえて…

 

ってやるんです。

 

ギターも頭の中でなっている最高のサウンドをイメージして、

このギターとこのアンプで、

こういう設定にして、

こういう弾き方をすれば、こんな音になるから、

こういう表現になる!

 

ってやるんです。

 

最高のイメージ図があって

それに対してアプローチしていくというのは 

カメラもギターも変わらないんですよね

 

多分、他のどんな芸術も

このプロセスは踏むんじゃないかと思います。

 

(参考)

 

偶然から生まれる奇跡の1枚

偶然から生まれる1枚

何も考えず撮った1枚があまりによかった! 

という経験はあるんじゃないでしょうか? 

 

基本的にこんな感じの写真が撮りたいというのがあって、

それに近づけるべく、

1枚を撮るという流れだと思いますが、

たまにそれが逆転することがあります

 

いい意味でこんなはずじゃなかった…

そんなあまりによく撮れた奇跡的な1枚。

 

やっぱりギターにもあります。

興味本位でつなげてみた機材同士がやたら相性良くて

自分でも思ってみなかったサウンドが飛び出てきた。

 

もしくは、

いざアドリブでソロ弾いてみたら

めちゃくちゃかっこよく弾けてしまった。

 

あるんですよね。

 

イメージを作ってから、そこに向けて作品を作るという

理論建てた方法で作られたのではない作品。

 

実に感覚的な作品。

でも、こういう化学反応が醍醐味だったりします。

 

何らかのミラクルが調味料として振りかけられた軌跡の1枚

最高すぎるサウンドのクソカッコイイギター

これがあるからやめられないとこあります

 

結局、自分の感性こそが1番でいい

自分の感性が1番でいい

そう、これだけは声を大にして言いたい。

 

自分が一番いいと思う方法で 

表現することが一番大事

 

だと思うのです。

 

言い換えれば、自分の感性こそが1番でいいのです

 

100人いれば100通りの感性というものがあり、

100通りの好き嫌いというものが存在します。

 

100人全員の好みに合わせた写真なんてものは

存在しないんですよ。

 

100人全員が打ち震えるような

ギタートーンというのもありえないんですよ。

 

100人それぞれの感性と好みがあるんです。

 

だったら、誰かがいいと思うような写真より

誰かがいいと言うギターなんかより

 

自分自身が一番胸をはって誇れる 

表現方法を選ぶべきだとぼくは思うんです

 

誰かのものさしでなく、

自分のものさし。

人の趣味より、我が趣味を突き進む。

 

それで最大限の表現をするのが

一番自分らしく、

一番楽しく過ごせるとぼくは思います。

 

この辺、詳しくはギターの音作りという観点で

書いた記事があります。

他の誰でもなく、自分にとって100点のギターを弾くという記事です。

よかったら読んでみてください。

自分の感性こそが一番でいい、という意味が

より伝わるのではないかと思います。

 

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カメラとギターの機材的共通点

ここまで作品作りに対する精神論みたいなことを

お話してみました。

 

ここからは機材に対して

いろいろ語っていきたいと思います。

 

いきなり結論から書きますが、

機材的に言えば次のような共通点があるというか、

例えができると思っています。

カメラ機材をギター機材に例えると?
  • カメラ本体 = ギター本体
  • レンズ = ギターアンプ
  • 各種フィルター = エフェクター

100%主観です(笑)。

異論は認めます(笑)。

 

例外もありますが、

ちょっとこんな感じで順番に語らせていただきたく思います。

 

カメラ本体・ギター本体は自分の感覚を作品に置き換えるもの

カメラとギター2

カメラ本体とギター本体、

どちらもないと始まらないですよね。

 

この2つの共通点はまず

インターフェースであることがあげられます

 

インターフェースという言い方をすると難しく聞こえるかもしれませんが、

要はそれに触れることで作品作りが始まるものだということです。

 

カメラ本体を構え、シャッターを切ることで

写真の撮影がされる。

 

ギターを構え、弦をはじくことで

ギターの音がなる。

 

自分と作品を媒介するもの

それが、カメラでありギターなのです

 

そして、もう一つの共通点。

カメラでいう画質、ギターでいう音質、

これらに対する影響度って

本体はそんなに高くないんです。

 

カメラならカメラ本体よりもレンズの方が画質に影響しますし

ギターならギター本体より、ギターアンプの方が音質に影響します

 

カメラは日がぼくも日が浅いのではっきり断言できませんが、

ギターで言えば、8割はアンプで音が決まります。

ギターは2割程度。

 

この中でギターに求められるものとはなにか?といえば、

どれだけ自分の手にしっくり来るか?

というのが一番大事なんです。

 

ネックの太さと自分の手の大きさが合っているか?とか、

立って構えたときにストレスを感じる重さではないか?とか、

こういう方が重要なんです。

 

自分の感覚を音に変換してくれるのがギター、

実際にどんな音質で、どんな音で鳴らすのか?を決定するのはアンプです。

 

音がどうこうより、自分の体にはまるか?の方が大事なんです。

 

カメラも同じで、

構えたときに手へのおさまりがいいか?とか、

設定を変えようとしたときに

ストレスなくいじれるところにダイヤルやスイッチがあるか?とか、

こういう方が大事なんです。

 

こういうような自分の体と作品をつなぐ

媒介してくれるものがカメラであり、ギターなんです

 

音質・画質を決めるレンズとアンプ

一眼レンズとギターアンプ

機材的に言うと

画質・音質の決め手はこれ

レンズ・アンプです

 

アンプという言い方でピンと来ない方は

エレキギターの音が出るスピーカーだと思ってもらえれば

よいかと思います。

 

前述の通り、カメラ本体・ギター本体よりも

その画質・音質に対するインパクトは

はるかに大きいですね。

 

言ってみれば、カメラ本体やギターが 

むしろ操作性の部分に比重が置かれていたのに対し

レンズとアンプは作品の品質そのものに 

ダイレクトに関わってくる部分になります

 

それだけ慎重に選ばなければならない機材であり、

どんな場面でどの機材を使うのか?というチョイスは

自分の味が出るところでもあるわけです。

 

同じ被写体でもどのレンズを使うのか?で

画質はもちろん、

写真の構図をも変えてしまうくらい

撮影者にインスピレーションを与えるものです。

 

アンプも同じ

あるアンプの音を聞いて、

その音色に合うフレーズを弾きたくなってしまう。

そんなこともよくある話なのです。

 

作品の性質までをも決めてしまうことがあるほど 

その質に深く関わるものであるというのは 

レンズにもアンプにも共通するポイントですね

 

(参考)

 

作品に味付けをするフィルター・エフェクター

レンズフィルターとエフェクター

カメラもギターも前述の2つの機材、

つまりカメラ本体とレンズ、

ギターとアンプの組み合わせで

基本的な写真の設定や音作りをしていきます。

 

あくまで土台はこれらで作ったものです。

 

では、それらに味付けを加えるとしたら何なのか?

 

それが、カメラのフィルターであり、

ギターのエフェクターになります。

 

どちらも本体とレンズとか、ギターとアンプだけでは作れない 

特別な世界観を出してくれるものです

 

フィルターというのは例えば、C-PLフィルターだったり、

NDフィルター、クロススクリーンなどがここに入ります。

 

ギタリストにはおなじみのエフェクターは

オーバードライブ、ディレイ、コーラス、フェイザーなどが

入ってきますよね。

 

これらは画質や音質の根底を変えることはできないけど、

確実に味付けをしてくれるものたちです。

 

料理でいう調味料にあたるわけですね

いくら調味料で味付けをしようとも 

肉を魚に変えることはできませんが

和風にしたり、洋風にしたり 

味に変化をつけることはできますよね

 

だから、フィルター・エフェクター、

たかが味付けではなく、されど味付けです。

 

ある意味、ここをむさぼるのが非常に面白い。

自分は一番好きかもしれません。

フィルターとエフェクターが。

 

値段的にもレンズとかアンプ買うより

はるかに手を出しやすい値段帯なので

いろいろ試せますしね。

 

(参考)

 

番外編:魚眼レンズ = ワウペダル

魚眼レンズとワウペダル

ここまでカメラとギターのどの機材同士が

対応するのか?というのをお話してきましたが、

ひとつだけ例外だと思うものを紹介させてください。

 

魚眼レンズはギターで言えばワウペダルだと思うのです

 

魚眼レンズはこんな写真が写ります。

並木道魚眼

 

そしてワウペダルはこんな音。

 

https://youtu.be/N3ijbGOv7Is
(YouTube BOSS公式チャンネルより)

 

非常にですね、

どちらもあくが強い。

癖が強い。

独特の世界観があるんです。

 

魚眼レンズはどんなに高いレンズでも

魚眼レンズとして作られていないレンズでは再現しようがないし、

ワウペダルも同様に代えがきかない

唯一無二なエフェクターのひとつです。

 

この癖の強さと、唯一無二な感じ、

なのに使いこなせばなぜか違和感なくハマる

あの汎用性の高さ。

こういう特徴が魚眼レンズとワウペダルは共通していると思うんですよね。

 

それでしか表現できないのに 

うまく使うとなぜか何にでもハマる感じ

すごい特殊なものだと思います。

 

ボクの感覚的な意見ではありますが、

この感じわかってもらえる方いますかね?(笑)

 

(参考)

 

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カメラとギターのまとめ

というわけで、

本日はカメラとギターについて様々語らせていただきました。

 

写真と音楽、

作るものは違っても

どちらも一つの作品を作るという意味で

共通するものがあると思います。

 

まず、作品作りの考え方でいうと

次の3つの考え方で共通点があると感じました。

作品作りにおけるカメラとギターの共通点
  • 作品作りの根本は頭のイメージを具現化すること
  • 偶然から生まれる奇跡の1枚的なものが存在する
  • 結局、自分の感性こそが1番でいい

 

そして機材的にも主に3つの共通点があると感じています。

カメラとギターの機材面での共通点
  • カメラ本体 = ギター本体
  • レンズ = ギターアンプ
  • フィルター = エフェクター
必ずしも過去の経験と結びつけながら 

物事を考える必要もないんですけど

置き換えが効くものなら、置き換えてあげた方が 

すんなり感覚として理解できることがあるように思います

 

特に写真や音楽といった芸術に関するものでは

根底の考え方はどこか共通するものも少なくなくて、

ジャンルが違っても流用できる考え方は

多く存在しているんじゃないかと考えています。

 

長々と語ってしまい、すいません。

そしてここまでお付き合いいただきありがとうございます。

 

カメラについての記事、ギターについての記事は

こちらから見ていただくことができるので、

よかったら他の記事にも目を通していただければと思います。

・カメラ関連記事

・ギター関連記事

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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