やることが山積みでどこから手をつけていいかわからない…ひとり会議がオススメです

こんにちは。

ゆうです。

 

毎日過ごしていると、

あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない。

 

でも、うまくいかない。

あっちにもこっちにも問題が山積みだ!!

 

…なんて思うこともあると思うんです。

 

そんな方たちのために今日は山﨑拓巳さんが書いた

「ひとり会議の教科書」という本をご紹介したいと思います。

 

今積まれている問題を整理して

解決方法を導くメソッドの紹介です

 

以前,

こちらの記事で紹介した「人生のプロジェクト」という本を書いた方と、

同じ方が書かれた本となっております。

 

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ひとり会議って何?

ひとり会議ってなんだろう

ひとり会議の教科書、という本を紹介するわけなんですが、

まず、ひとり会議ってなんぞ?

って話ですよね。

 

ひとり会議っていうのは

今、直面している問題をすべて書き出して

その解決方法までを導く手法のことなんです

 

今、こんな目標がある。

そこに向かうためにどんな手順で進んでいくのがいいのか?

どんな方法があるのか?

今、しなければならないことは何なのか?

 

こういうことをはっきりさせることが出来るのが、

今回紹介するひとり会議です。

 

この本でひとり会議の本質は次の2点だと述べられています。

ひとり会議の本質
  • 「やるべきこと」をすぐにでも動きたくなる「ワクワクすること」に変える
  • 積極的にテーマを持ち、自分に質問を投げかける場を作る

これだけだとよくわからないかもしれませんね。

 

 「やるべきこと」をすぐにでも動きたくなる「ワクワクすること」に変えるとは

やらなくてはならないことの手順や

目標に辿り着くまでの道のりを考えてみることを指しています

 

つまり、目標に対しての手順や方法の洗い出しを行うわけです。

どういうわけか、道のりが見えてくると

「よっしゃー、やってやるわー」という気になってきます。

 

積極的にテーマを持ち、自分に質問を投げかける場を作ることとは

何か一つのテーマを深く考えることの練習でもあり

自分自身と向き合う時間を持つことでもあると思っています

 

ひとり会議のテーマは本当に自由で、

自分の好きなことを考えているのにも使えるわけです。

 

もっとギターがうまくなりたい。どうしたらいいのか? 

こんなテーマでも全く構わないわけですよね。

 

つまり、自分が直面している問題や課題をテーマとして

その問題に対してとことん自分でアイデア出しをしてみる

そこから問題を解決するためのアクションを見つける

 

そのアクション、

つまり「やるべきこと」を「ワクワクすること」に変えていく。

 

自分の目標に向かって、楽しく走り続けよう。

ということだと思っています。

かつ、問題にぶつかったとしてもその問題を越えていくための方法にもなる。

 

これがひとり会議の目的であり本質。

著者の山﨑拓巳さんの言葉を借りると「ひとりブレスト」です。

もしブレストことブレインストーミングという言葉を知らなかったら、

こちらの記事を読んでみてくださいね。

 

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ひとり会議のやり方

ひとり会議のやり方イメージ

随分もったいぶってしまいましたが、ひとり会議のやり方をご紹介しましょう。

 

基本的なやり方は以下の通りです

ひとり会議の手順
  1. 今、直面している問題をすべて書きだす。
  2. それぞれ「どうなればいいか?」という質問の形に変える。
  3. それぞれ「どうすればそうなるか?」という質問の形に変える。
  4. それぞれの答えを「◯◯する」というTodoの形にして、スケジュール帳に書き込む。

 

実際に本に載っている例としては

 

  1. 【問題】忙しくて部屋が片付かない
  2. 【どうなればいいか?】部屋がきれいにうなればいい。
  3. 【どうすればそうなるか】
    • アイデア1 朝いつもより15分早く起きて掃除をする。
    • アイデア2 部屋にあるものの数を減らす。
    • アイデア3 友達を家に呼ぶ。
  4. 【To Do】の形にする
    • 目覚ましを15分早くしておく。
    • 次の土曜日に「いらないものを捨てる」という予定を入れる。
    • 友達に電話する。

( 山﨑拓巳著(2010年)『ひとり会議の教科書』サンクチュアリ出版 より引用)

このような感じになります。

 

要するに何か問題が起きた時に、コレ無理、出来ない

となるのではなくて

それが可能になるような道を探すための方法論が 

ひとり会議の教科書だと言えるんです

 

はっきり言ってこれだけと言えばこれだけ。

難しいことは何もなくて、

ノートとペン、もしくはパソコンがあればどこでも出来るものです。

 

不思議なことに1回やってみて、

一つ何かをこなし始めると一気に面白くなり始めるんですよね。

なんでしょうね?(笑)

 

ちなみにやり方の1番では

「今、直面している問題を全て書き出す」とありますが、

これは会議のテーマさえきちんと決まっていれば

、一気に全てを書き出す必要はありません。

 

というか、ここで問題をたくさん出したとしても、

2番から先のプロセスについては

問題ひとつひとつに対してアプローチをかけていくようになるので、

問題の抽出もひとつひとつでも構わないんですよね。

 

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ひとり会議によって起こること

ひらめいたイメージ

このひとり会議を行うと

どんなことが自分の中で起こるのでしょうか?

 

次の2つが非常に大きなものだと思います

ひとり会議で得られるもの
  • 頭の中がスッキリする
  • 自分の可能性が開けてくる

順番に詳しく見ていきましょう。

 

頭の中がスッキリする

このひとり会議によって得られる効用はいろいろありますが、

一番大きいのはやはり頭の中の整理が出来ること

 

自分が抱えている問題や課題が何なのかをはっきりさせ、

それに対してどうアプローチをするのか?

そして、それをいつやるのか?

そこまで一気に組み立てることが出来ます

 

もし、その時にいい道が見つからなくても構わないと思います。

その問題をいったん保留するのか、

それとも今ある情報の中で最善だと思われる方法を取るのか、

それらに対する判断は出来るようになります。

 

ちょっと話が脱線しますが、

うまく行かなかった時に悲観する必要なんてどこにもないと思うんですよ

 

失敗しようと思って失敗する人はいないでしょうし、

一生懸命やった結果うまくいかなかったということなんでしょう。

 

それは目標を持ってそれを達成するべく挑戦したけど

試した方法ではうまくいかなかった

ただそれだけなんです

 

自分の才能を卑下することもないですし、

自分の脳力の限界を感じる必要もない。

 

うまくいかなかったという事実を受けて、

ここからどう次に進むか?しかないと思うんですよね。

 

もうダメだと思わず、

次の方法は?

更に次の方法は?

と進んでいく動力こそが必要なものです。

 

もちろん、うまくいかなかった原因を

探る必要はあると思うんですよ。

それを改善する必要もある。

でも悲観する必要はないと思ってます。

 

「失敗した・うまくいかなかった」を次につなげるためには、

「今」を意識するしかないのではないでしょうか。

 

「現在、自分が立っているこの場所」から何が出来るのか? 

しかないのではないでしょうか?

 

失敗をビビってしまって

なかなか次に進めないという気持ちもわかるんです。

自分だってそうでしたから。

 

でも、そんな時に以前紹介した「人生のプロジェクト」という本に出会い、

同じ著者であるこの「ひとり会議の教科書」に出会い、

かなり考え方が変わったように思います。

後悔したって何も変わらない

反省点だけ持って、次に進もう

進み方ならひとり会議をすればいい

 

少なくとも今持っているものをスタート地点として、

次に進むアクションは取れる。

 

それがうまく行くか行かないかはわからないけど、

やらなかったら成功の確率はゼロ

でも、やったら少なくとも1%ある

この場合のゼロと1の差は果てしなく大きい

 

そんな風に思っています。

ひとり会議こと、ひとりブレスト。

自分が迷ったときにこそ、大きな威力を発揮してくれます。

 

自分の可能性が開けてくる

ひとり会議を何度か繰り返す内に、

だんだんと自分の価値観と向き合うようになってきます

 

価値観と向き合うというのは

人生がときめく片づけの魔法の記事でも紹介しましたね。

自分の内面を探っていくという意味では

このひとり会議も自分の価値観と向き合う意味合いが多く含まれています。

 

現在の自分の居場所と、

本来こうありたいという理想がかけ離れていた場合、

そこにはミゾがあるわけですよね。

 

このミゾに気づくことが大事で、

意識だけでもミゾの向こう側に持っていくことが重要だと

山崎拓巳さんは言います。

 

再び彼の言葉を借りると

「セルフイメージを上げることで、ホメオスタシスが働き、

スコトーマが外れることで新しい情報が入ってくるようになり、

目標を達成することが出来るようになる」ということです。

 

詳しく語り始めると長くなってしまうので、

違う記事で取り上げたいと思います。

 

また話が脱線した感がありますが、

要はミゾがあることに気づくことが出来れば

その先に進む方法はひとり会議で考えることが出来るんですよね

 

ちなみにこのミゾを埋めるということで言うと、

非常にいいツールがあるんです。

 

それが「奥田式 論理思考開発ノート」です。

こちらの記事に内容や

使い方の紹介をしたので、ぜひ読んでみてください。

 

まとめ

今日はひとり会議について紹介しました。

 

実は書籍だけでなくてセミナーのDVDも出ています。

本もDVDも問いかけが多く用意されていて、

それに順番に答えていくだけでもかなり見えていなかった

自分の価値観に気づくことが出来るのではないかと思います。

 

ちなみにDVD版についての記事も書きましたので、

ぜひごらんください。

 

ひとり会議の方法そのものを詳しく知りたい場合は書籍版を、

ひとり会議で得られる効果やより突っ込んだ使い方を知りたい場合は

DVDの方がオススメと言えるように思います。

 

ここで紹介したのは、それぞれの極一部でしかないので、

気になった人はぜひ書籍やDVDを見てみてください。

  

書籍版

DVDセミナー版

ここまで読んでくださったあなたは

ひとり会議がどんなものか?

また、ひとり会議によって何が得られるかもわかったはずです。

 

ぜひ、すぐにでも 

何かテーマを決めてひとり会議やってみてください

 

テーマは本当に何でもいいんです。

趣味の技術向上に関してでもいいですし、

ドラクエやる時間がないんだけどどうしよう?でもいいんです(笑)。

 

読んでわかった気になっているだけなのが一番もったいないです。

一回でもいいのでやってみてくださいね。

きっとその有用性について理解出来ると思いますよ。

 

本文中で少し触れた人生のプロジェクト、

人生がときめく片づけの魔法のリンクも貼っておくので、

よかったら読んでみてくださいね。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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