全ての思考が整理出来るノート ー 奥田式 論理思考開発ノートの使い方

こんにちは。

ゆうです。

 

今日は奥田式 論理思考開発ノートというノートを紹介しようと思います。

何かお題(課題)があって、それに対する問題点の洗い出し、解決策の模索

こういったことが見開き1枚で整理出来るノートです

 

ワークシートと言ってもいいかもしれません。

 

非常に便利です。

一昔前はLogical Noteという名前で販売されていたんですが、

いつの間にか名前が変わっておりました。 

個人的な好みですが、奥田式 論理思考開発ノートという名称よりはLogical Noteの方が好きです。

 

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この記事誰のためのどんな記事?

いつも考え事が頭の片隅にこびりついていて、心の中はいつもドヨン…。

やらなきゃいけないことは分かっているけど、何から手をつけて良いのかわからない。

もしくはやりたいことはあるのに、どう順序立てて進めていけばいいのかわからない…。

 

こんな悩みを抱える方にはぜひ読んでいただきたい記事です

そして読んだだけではなくて、

騙されたと思って本当にこのノートを使ってみていただきたいのです。

 

毎日生きているといいことも悪いことも起こって、心の中はいつも落ち着かない。

いつも悩みが尽きなくて、でもそれをどうしていけばいいのか取っ掛かりすらわからない。

そんなことあると思います。

 

でも、今日紹介する奥田式 論理思考開発ノートを使えば取っ掛かりくらいはつかめます

山積みになっているように感じる目の前の問題も

初めの一歩をどう踏み出せばいいのか、

このノート1冊で模索することが出来るはずです。

 

解決まではしないかもしれません。

でも、ああそうか、

そこからやってみればいいんだって思えるはずです

 

今日は心の中がいつもモヤモヤしている人に読んでほしい、

ちょっとしたワークシートの紹介記事です。

 

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奥田式 論理思考開発ノートとは?

奥田式 論理思考開発ノートというのは

問題解決を目的としたワークシート型のノートです。

 

今考えたいこと・整理したいことを一つお題として設定して、

目標とすべきものを理想とし、それに対する現状を書き出す。

理想と現状の間にはどんなギャップがあるのか?

そのギャップを埋めるために取ることが出来る方法は何なのか?

 

こんなことを見開き1ページの上で

考えていくことが出来るノートです。

見た目としてはこんなような感じです。

論理ノート

このようなページと方眼になっている裏側で1セット。

方眼

写真では裏が透けてしまっていて見にくいけれど、

すでにフレームワークが書かれた表面と、方眼だけの裏面が1セットという形です。

 

シンプルなシートなんですが、いやいやどうして。

使ってみるとめちゃくちゃ強力なシートであることがわかると思います。

 

Amazonの商品紹介を見ると次のように書いてあります。

  • このノートは、物事をシンプルに考えて問題解決を円滑に進める為のフレームワークが事前に設定されております
  • 方眼ノートの使い方が不慣れな方でもいつくかの記入サンプルで理解ができます

 

なるほど。

まあでも具体的に使い方を見てみた方がピンと来ると思うので、簡単に説明していってみたいと思います。

 

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6ステップで導き出される解決策

では、実際にシートを見ながら使い方をなぞってみましょう。

Logical Note順番

奥田式 論理思考開発ノートの使い方
  1. 何について考えるのかテーマを決める
  2. そもそも何のために考えるのか、目的を確認しておく
  3. 何がどうなればいいのか、具体的なゴールを設定しておく
  4. 現状がどのような状態なのかを書き出す
  5. 思い描いているゴールと現状にはどのような差があるのか書き出す
  6. 5番で書き出した差(ギャップ)を埋めるためには何をすればいいのか、具体案を書き出す

簡単に言えば、これがこのシートの使い方になります。

やること自体は簡単でしょ?

 

例えば、ブログで収入を得ることを考えるとします。。

すると1番のテーマは「ブログで収入を得ることについて」ということになります。

 

2番の目的が「ブログから収入を生むこと」だとすれば、

3番は「ブログで月に10,000円の収入を得ること」ということになります。

 

それに対し、4番の現状は「月に1,000円」しか収入がない。

 

となると、5番のギャップは「9,000円」ということになります。

 

6番で9,000円を生む手段を模索することになります。

記事の数を増やすのか、それともアフィリエイトで取り上げる物を変えるのか?

新しいブログを立ち上げるのか?

ギャップを埋めるべき方法を書き連ねて行くということになります。

 

目的を確認する

目的

少し解釈に迷う部分もあるかもしれないので、補足を入れるとすると、

2番の目的を確認するというのは「何のために?」の部分をはっきりさせておくということです。

 

同じブログの記事を書くというテーマだとしても、

それが単純に情報を発信したいから書くなのか、

アフィリエイトなどで収入を得たいからなのか、

パッと見同じテーマでも「なぜ?なんのために?」の部分というのは違ってくることがあります

 

そのパッと見では同じになってしまうものをもう一段掘り下げて

混同しないようにしましょうねというのが

ここのステップだと思ってくれればいいと思います。

 

これをしないと目的が途中でブレてしまって、

必然的に手段もズレることになってしまいます。

 

この辺りの考え方については、

過去書いたこちらの記事が参考になるかもしれません。

よかったら見てみてください。

 

ゴールの設定

ゴール

目的がはっきりしたら、具体的に何がどのような「状態」になったらいいのかを考えます

ここの設定で重要なのが「測定可能であること」です。

 

これはブログの例で言う「10,000円」です。

ブログで収入が増える、というのもゴールに見えますが、

1円増えればいいのか、100円増えればいいのか。

どのくらい?という幅の部分がはっきりしない。

 

数字によって表現するのが一番測りやすいと思います。

 

体重を減らすではなく、50キロまで減らす。

お金を貯めるではなく、100万円貯める。

 

もちろん期限もある方がいい。

3ヶ月後までに50キロ減らすとか、

1年後までに100万円貯めるといった風に。

 

ちなみに現状の確認の項目も同じように

具体的なものが書かれるべきだと思います。

 

でも、思考回路って必ずしも数字になるものばかりではないと思ってます。

最終的にそれを考え抜いて「あ、そっか」って思えればそれでいいこともあって、

そういうものは漠然としたテーマで進んでいってもいいと思います。

 

突き詰めて物事考えれば、大抵の場合得るものがあると思います。

 

理想と現実のギャップを書き出す

ギャップ

3番で設定したゴールと4番の現実の差はどんなものなのか?と書きましょう

目指す収入まであと「9,000円」。

 

目指す体重までギャップは「5キロ」とか、「90万円」とか。

この辺まで実際に書いてみるとかなり問題がクリアになってくるんじゃないでしょうか。

 

◯ヶ月以内に◯◯円稼ぐにはどうしたらいいのか?

というような問いを自分に投げかけることになります。

その答えは次の6番の解決策のところに書き込んでいくことになります。

 

解決策を具体的に書いていく「◯◯するためにはどうしたらいいのか?」

解決策

ここまで来るとこのテーマに関して越えなければならない壁が既に見えている状態です。

その壁を越えるための策をどんどん練っていくのが、この項目となります

 

ここでのコツは「◯◯するためにはどうしたらいいのか?」 

という質問に5番を変換してあげることです

 

「ブログからの収入が9,000円多い状態にするためにはどうしたらいいのか?」。

もうちょっとシンプルに言い換えれば

「ブログからの収入をあと9,000円増やすためにはどうしたらいいのか?」ということになりましょう。

 

同じように「体重をあと5キロ落とすためにはどうしたらいいのか?」、

「あと90万円を貯めるためにはどうしたらいいのか?」。

 

5番で出てきたギャップをこの質問に変化させてやることにより、

一気に自分の思考回路が動き出すことになります。

これ、本当にやってみてほしいです。

今日の記事の中で一番有用な一言かもしれません笑。

 

まとめ

今日は奥田式 論理思考開発ノート(旧Logical Note)というワークシートを紹介しました。

紙一枚だけで出来て、とても効果の高いワークだと思います。

 

もちろんこの一枚で書き出したことで全ての問題を解決出来るわけではありません。

でも、これにより問題や課題が整理され最初の一歩を踏み出すのには 

いい取っ掛かりになることは間違いありません

 

ちなみに買おうと思うと、5冊組みになっていて2,700円とかします。

(この記事を書いた段階では)

10冊組みというのも出来たようです。


自分は会社の人に声をかけて5人で1組を買いました。

1人当たり540円で。

でもね、これによって解決されるものを考えると決して高くないってか、もはや安いです

大抵3,000円払ってもこれだけのソリューション効果はないです。

 

なんとなーく、心にモヤモヤしたものを抱えていると思う方、

ぜひ使ってみていただきたいです。

頭の中・心の中がスッキリします。

 

最後になりますが、このノート。

過去紹介した山﨑拓巳さんの「ひとり会議の教科書」にて紹介されている

一人ブレインストーミングと非常に相性がいいと感じています。

その一人会議の教科書について書いた記事もあるので、よかったら見てみてくださいね。

 

これとはまた別にひとり会議と論理思考開発ノートを紐つけた記事が書ければ面白いと思っています。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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