こんにちは。
ゆうです。
先日、インスタなどには少しの気の早いイルミネーションということで写真を上げましたが、
深谷市の青淵公園というところで園内がイルミネーションで彩られているとのことだったので行ってみました。
カメラも持っていってバンバン写真を撮りましたが、なかなか面白かったです。
撮ってきた写真とともに、イルミネーションの撮り方のコツもお伝えできればと思います。
深谷市青淵公園のイルミネーション
血洗島なる恐ろしい住所にあるこの公園。
旧渋沢邸の隣と言うと近所の方はピンと来るのでしょうか。
(自分は深谷民ではないので、あんまよく分からんのですけど…。)
この記事を書いてからしばらく経って
渋沢氏は1万円札になりましたね。
それはさておき、
一応、市のHPに地図の載っていたので、載せておきますね。
今年については11月4日から来年1月15日までイルミネーションを開催しているようです。
時間は5時から9時までとのことです。
入り口の辺りから撮影した全景はこんなような感じです。
割とすごくないですか?
結構広い公園で、そこの一角がこんなギラギラと彩られているのです。
誰でも入れて、自由に見てこれます。
奥の方に池があって、そこから手前方向に向かって小川が流れています。
池の辺りに富士山、小川にそってイルミネーションでも川が作られていて、その凝り方はなかなか。
オリンピックに引っ掛けた作品もあり、結構楽しめます。
ちなみに自分が行ったのは平日の夜ですが、あんまり人もおらずめちゃくちゃゆっくり見てこれました。
隠れた名スポットのような気がします。
ってか、深谷もこれもっと大々的に押していいんじゃないかなと思うんだけど。
α6000でのイルミネーション撮影の仕方
実はこの日、夜景的なものを撮影するのは初めてでした。
なのにも関わらず三脚を忘れていき、手持ちもしくはベンチとかにカメラを置いて撮影するザマ。
次は必ず三脚を持っていこうと誓いました…。
この日、主に試してみたのは2つ。
わざとピントをずらして、イルミネーション一つ一つを玉ボケにするというもの。もう一つはF値を高く設定して、シャッタースピードを伸ばし、光源をビカビカにさせてみること。
両方うまく行ったように思います。
このあとそれぞれを説明していきますが、この時思ったことがあります。
そうなのです。
意外と何も考えず撮っても、シャッタースピードを落としてしっかり光を取り込むと、それだけでいい感じになるのです。
もちろんその中でよりいい写真を、となればいろんな知識も必要になろうかと思います。
シャッタースピードを遅くすればいいと覚えておくだけでも十分楽しんで写真は取れるように思います。
まあ、それはそれとして今回のお題であった玉ボケと光源ビカビカについてお話したいと思います。
イルミネーション撮影:わざとピントをずらして玉ボケを楽しむ
玉ボケとはこれです。
こんな風にイルミネーションの電球とかライトをはっきり写さないで、わざとぼんやりと写す。
幻想的な写真が撮れます。
これは写し方がめちゃくちゃ簡単。 ピントを自分で合わせるマニュアルフォーカスに設定して、わざとピントを少しずらしてあげるだけです。
この写真は単焦点レンズで撮影していて、絞り優先モードでF値は1.8。
かなり明るい状態にして写しているので、シャッタースピードもまあまあ早めだったはず。
手持ちで撮影していますが、きれいに光の玉が出来ているので手ブレもしていないかと思います。
ちなみに自分、基本的に絞り優先モードで撮影しています。
右奥の方の光が色が混じってすごくキレイ。
こういうの好きです。
他にもこんなような写真が撮れました。
こんな風にどこか1点に焦点を合わせて、背景をぼかすというのもかなりいい。一眼レフの醍醐味だよなぁなんて思います。
簡単に撮影出来る割に、写真がキレイなのでオススメの撮り方だと思います。
- 全部をぼかす時はフォーカスはマニュアルにする
- 1点にピントを合わせる時はオートフォーカスでもいい
- 絞り優先モードでF値は最小に
イルミネーション撮影:光源ビカビカ写真
これはこのような写真のことを指します。
なんかピカーン!ってなってるのが分かりますよね。
そう、これをやってみたかったんです。
ビカビカは正確に言うと、光芒というらしいですよ。
これもやり方は簡単でした。
やはり絞り優先モードにした状態で、F値を最大にしましょう。
基本はこれだけ。
F値を上げるということは絞りを最大に絞った状態であるということ。 ということは光をあまり取り込めない設定なので、自動的にシャッタースピードは遅くなります。 あとは三脚でぶれないようにしてから撮れば、光源がこの写真のようにビカビカになります。
他の写真ももう一枚だけ紹介します。
もはやうるさい笑。
カメラ本体の設定だけでこんな風になるの、面白くないですか?
注意と言えば、手ブレしないようにすることだけです。
ちなみにこのビカビカの本数、レンズによって変わってくるみたいですよ。
というか、絞りの羽が何枚なのかによって変わるそうです。
絞りというのはこんなような構造になっているそうです。
(画像引用元:https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/word6.html)
こんな風に羽が重なっているんですね。
この羽根を動かして、真ん中の隙間を広くしたり狭くしたりして入ってくる光の量を調整するのが絞りの役割だそうです。
で、この羽の枚数によってビカビカの本数が変わってくるんですって。
羽の枚数が偶数の場合はその枚数分だけビカビカが。
羽が奇数だと羽の枚数の倍の数のビカビカが出てくるそうです。
なんで倍なのかはよくわかりませんが、なんかすごいです。
自分の場合、14本のビカビカが出ているので羽の枚数は7枚だということになりますね。
- 絞り優先モードでF値は最大にする
- 手ブレが起きないように三脚を使う
ついでに撮ってきた
今日の本題ではなかったけれども撮ってきた写真。
池の水面に映ったリフレクションと、帰りのコンビニで撮った街頭。
これはかなりキレイに撮れた気がします。
前から興味はあったけど、なかなか撮れることがありませんでした。
ついに撮れたので満足。
もう一枚は帰りのコンビニの前の街頭。
薄暗く照らされたコーンがポツンといい味出していると思います。
ま、完全に余談でしたね笑。
α6000で撮るイルミネーション撮影法まとめ
今日は田舎のイルミネーションスポットを紹介と、
撮ってきた写真を紹介しつつ、その撮り方について触れてみました。
繰り返しにはなりますが、近場の方にはかなりオススメのスポットだと思います。
今回、ご紹介した写真は玉ボケとビカビカ。
それぞれ撮り方は次のようなものでした。
- 全部をぼかす時はフォーカスはマニュアルにする
- 1点にピントを合わせる時はオートフォーカスでもいい
- 絞り優先モードでF値は最小に
- 絞り優先モードでF値は最大にする
- 手ブレが起きないように三脚を使う
また、細かい知識がなくてもキレイにイルミネーションを撮るコツも合わせて紹介しました。
- 三脚を使う
- シャッタースピードを長めに撮る
シャッタースピードについては自分は2〜3秒辺りから様子を見て、
眩しくなりすぎない範囲で長く伸ばしていったような感じです。
でも、最大で5秒くらいで設定してたと思います。
ちょっとしたコツだけでかなりキレイに写真が撮れるので、ぜひ試してみてください。
最後に使っているカメラとレンズの紹介です。
他にも撮影方法について書いたこんな記事もあります。
このカメラについてはこちらの記事でいろいろと語っているので、よかったら読んでみてください。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。