こんにちは。
ゆうです。
ぼちぼちミラーレス一眼、α6000を購入して半年ほどが過ぎます。
いろいろと試しましたが、かなり面白いですね。
さて先日、α6000はレンズキットを買うべきではないという記事を書きました。
どうせ交換レンズ買うし、交換レンズ買ったら標準レンズなんて買わないよという話。
でも、標準レンズと交換レンズってどのくらい差があるのかと思う方もいらっしゃるかと思います。
今日は標準レンズとTAMRONのズームレンズ18-200mmのものを
比較・レビューしてみましょう。
比較するTAMRONのレンズはこれだ
比較するレンズはTAMRONというメーカーのこのレンズです。
18mmから200mm(35mm換算で約27mmから300mm相当)をカバーする使い勝手のいいレンズ。
1本だけ持って出かけるとしたら、これを選んでおけばどんなシチュエーションでも使えるでしょうね。
値段的には5万超くらいで、まあまあ気合いのいる値段だとは思います。
が、それだけの価値は十分あります。
オールラウンドタイプだなと感じていますが、果たして画質はどんなもんでしょうか。
実際に写真を撮り比べてきたので、見てみましょう。
ちなみに標準レンズは16-50mm、F値は3.5-5.6というスペックです。
標準レンズ VS TAMRONズームレンズ 比較レビュー
同条件 50mm F値5.6で比較
まず同じ条件で写真を撮り比べてみます。
先に標準レンズ、2枚目がズームレンズです。
続いてズームレンズの1枚。
正直、ほぼ変わりがなく見えますが、
背景の緑を見てもらうと、TAMRONのズームレンズの方がやや緑が鮮やかに出ているのが分かるかと思います。
微々たる差ではあると思いますが、TAMRONに軍配があがるのではないでしょうか。
F値最大で比較
比較写真は撮ってみたものの正直あまり差を感じませんでした。
見るだけ見てみましょう。
先に標準レンズでF値は36です。
続いてズームレンズ、こちらもF値は最大で36設定です。
まあ、そんなに変わらない。
ただやはり緑が若干鮮やかではあると思うんですよね。
色味をしっかり拾ってくれるレンズなんでしょうね、TAMRONは。
ちなみにF値最小というのが、50mmで撮った場合どちらも5.6でした。
最初に比べた2枚がそのままF値最小の比較でもあるので、項目としては端折ります。
広角側で勝負
これは標準レンズが16mm、ズームレンズが18mm。
微々たるさではあるんですが、標準レンズの方が若干広く写ります。
三脚を立てて、同じ場所でレンズだけ変えて撮影しました。
標準レンズがこんな感じです。
続いて、ズームレンズです。
まあ、微妙な差ではあるんですが、写る範囲に差がありますよね。
歩数にしてわずか1、2歩分。
ズームレンズでも1、2歩下がると、ほぼ標準レンズと同じ範囲が写ります。
ズームレンズの方が少し明るく写っているかな?
どちらもぐーっと奥行きが出る感じはいいですね。
地面スレスレの構図で比較
この構図、個人的には好きで多用してます。
先に標準レンズの写真です。
続いてズームレンズ。
1個前の比較写真と同じで、標準レンズの方がほんの少しだけ広く撮れていますね。
そんなに差は感じないところでしょうかね。
ズームして比較
まあ、ズームレンズってか望遠レンズって当然これが強みなんですよ。
木の葉っぱを最大限ズームして標準レンズ・ズームレンズで撮ってみました。
まず標準レンズです。
まあ、標準レンズはズームって言ってもしょせん50mmなんでこんなもんですよね。
ズームレンズは200mm。
なんとここまでよれます!
ちけー笑。
いいですよね。
ここまで寄れると遠くのものも十分撮れます。
スペック的には200mmなんですけど、
35mm判換算で約300mm相当。
かなりズーム効きますよね。
ついでに全画素超解像ズームなる機能がα6000には備わっています。
カメラ本体でズーム出来る機能で、単焦点レンズだろうがなんだろうが2倍までズーム出来ます。
つまり300mm相当ズームできるところに
全画素超解像ズームを併用すると
実に600mm相当のズームが効くことになります。
この機能を使って標準レンズとズームレンズを比べてみるとこのようになります。
次はズームレンズ。
圧巻笑。
これぞ600mm相当の力。
ちょっと話それますが、これだけ望遠出来ると月なんかもキレイに撮れますよ。
実際にα6000とこのTAMRONのレンズで撮ってみた写真です。
結構すごくないですか?笑
自分で言うのもナンですが笑。
まあ、撮り方は自分で探し当てたわけではなく、ネット上の記事を参考にしただけなんですけどね。
studio-9というフォトスタジオのホームページだと思うんですが、
【完全保存版】手持ちのカメラで月をキレイに撮影する方法![満月から三日月まで]という記事を掲載してくださってます。
この記事がめちゃくちゃ参考になりました。
これはTAMRONレンズを最大に望遠にして、更に全画素超解像ズームで2倍のズームをかけています。
その後、PCに取り込んでトリミングしました。
要するに600mmのレンズで撮ったあとに
いいところだけ切り抜いたわけです。
初めてこれ撮ってみた時は本当に驚きましたね。
自分でこれだけの写真が撮れるのか、と。
本当にこのズームレンズを買ってよかったと思えた瞬間でした。
全画素超解像ズームについてはこちらの記事で詳しくまとめましたので、よかったら読んでみてくださいね。
レンズ比較レビューまとめ
今日はSONYミラーレス一眼α6000の標準レンズと、TAMRONのズームレンズを比較してみました。
正直、標準レンズの写り方って写真撮影をしているうちに物足りなくなってきます。
前回の標準レンズと単焦点レンズの比較の時にも言いましたが、
標準レンズは買わなくていいです。
最初から用途を考えながら交換用レンズを買ったほうがいい。
最初から質の高い道具で写真を楽しむことが出来ますし、結果的に安く済むことにもなります。
今回はお話できませんでしたが、
望遠レンズって圧縮効果を理解しているかどうかで、
かなり使い勝手が変わってきます。
この圧縮効果こそが望遠レンズの醍醐味と言っても
いいと思います。
よかったらこちらの記事も読んでみてくださいね。
α6000でレンズキットを買うべきではない理由はこちらの記事をお読みください。
また標準レンズと単焦点レンズ、
標準レンズと広角レンズの比較記事もあります。
こちらもお読みいただければ嬉しいです。
単焦点レンズとズームレンズがあれば
ほぼどんな場面にも対応出来ると思いますね。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。