カメラのF値を変えると写り方がどう変わるか比較してみた

こんにちは。

ゆうです。

カメラにはF値と呼ばれる値があります。

これを変えるとかなり写真の写り方が変わってくるんですよね。

今日はこのF値というのが何者で、

変えると写真がどう変化するのか?について

お話をしてみたいと思います。

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F値とは何か?

そもそもF値というのは何なのでしょう?

レンズには光の取り込み量を調整するための羽がついています。

絞りと呼ばれる部分です。

こんな感じの見た目をしています。

絞りイメージ図

この羽を開いたり、閉じたりすることで

取り込む光量を調節しています。

この絞りの開き具合を調節しているものが

F値だと思ってもらえればOKです。

ちなみに絞り値と呼ばれることもありますね。

F値と絞りの関係というのは

次の図のような感じになっています。

絞り

(画像引用元:https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/word6.html

F値を調節しながらレンズを正面から見ると

この羽が動いているのがよくわかります。

羽、つまり絞りをどのくらい開いて

どのくらいの光量を取り込むのかを決めるのがF値の調整です

F値の違いによる写真の変化

では、ここから実際にF値を変えながら

撮影した写真を見ていただこうと思います。

使ったカメラとレンズはこちらです。


F値はその都度、変更しています。

シャッタースピードは640分の1秒で固定。

ISO感度はオートにしてカメラに任せてしまっています。

背景のボケ方に注目して

各写真を見てもらえたらと思います

F値1.8

F値1

背景に何があるかほぼわからないですね。

玉ボケガンガンです。

F値3.2

F値3

ここでもほぼ背景はわからないですけど、

なんとなく後ろに丸いいろんな色の物体があるような気がする…?

みたいな感じでしょうか。

まだまだボケが効いています。

F値4.5

F値4

玉ボケはまだ結構残っているものの、

どうも後ろにも風鈴っぽいものがあって、

ものによっては札みたいなものもついているのがわかるようになってきましたね。

F値6.3

F値6

後ろにあるものはボケているものの、

何があるのかはかなり分かるようになってきました。

ある意味、周りの雰囲気も感じさせつつ

被写体を浮き上がらせている1枚

バランスのいい1枚かなと思います。

F値8

F値8

奥の方の風鈴はまだまだボケていますが、

手前の方にある風鈴はかなりボケが弱くなってきています。

F値10

F値10

このあたりまでくると

ボケてはいるけど、かなりはっきり後ろにあるものがわかりますよね

一つひとつの風鈴もわかりますし、

風鈴がぶら下がっている台というか枠も

もうはっきり見ることが出来ます。

F値13

F値13

更にはっきりしてきました。

もう風鈴の細かい形までわかりますよね。

F値18

F値18

ボケてると言えばボケてるけど、

もうほとんどボケがないような状態です。

F値22

F値22

奥の方に写っている風鈴こそまだボケがありますが、

手前の方はほぼボケはないですね。

異なるF値を並べてみる

最後にいくつかのF値で撮った写真を並べてみましょう。

F値比較

こうして見るとそれぞれかなり差がありますよね。

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F値を変えると変わるもの

さて、F値を変えながら撮影した写真を見ていただきましたが、

いかがでしたでしょうか?

見え方はかなり違っていましたよね。

F値を変えると変わるものについて、

簡単に説明していきたいと思います。

ボケ方

背景ボケ比較

これは見るからに差がわかるところですよね。

背景のボケ方が大きく変わります

F値が小さい方が背景ボケが大きく、

F値が大きいとボケは小さくなります。

というか、もう少し正確に言うと

ピントが合う範囲が変わると言ったほうが正解ですね

遠くのものが見えにくい時に

目を細くしながら見ることあると思いますが、

カメラも絞りがどのくらい開いているのかで

ピントの合い方が変わります。

F値が小さいとある1点に

ピンポイントでピントが合うようになり、

それ以外の部分が大きくボケます。

逆にF値が大きいときは

手前から奥まで広くピントが合うようになります。

例えば次のような写真も撮れるわけですね。

イチョウの落ち葉

イチョウの落葉を撮ったものですが、

中央あたりにピントが合っています。

これもF値を小さくして撮っているので

中央にのみピントが合い、

手前と奥がボケているということになります。

こんな風にF値を変えることによって

どのくらいの範囲にピントを合わせるのかを調整することが出来ます

ちなみにこのピントが写る範囲のことを

被写界深度と呼びます。

F値を小さくしてピントが合う範囲が狭いときは

被写界深度が浅いと言い、

F値を大きくしてピントが合う範囲が広くなっているときを

被写界深度が深いという言い方をします。

この辺は用語の話であって、

概念さえ理解していれば言葉は覚えなくても構わないところだと思います。

写真の明るさ

もうひとつ、

実はF値によってこっそり大きく変わっているものがあります。

それは光を取り込む量です。

前述したように

F値が小さい方が絞りが大きく開いているので、

取り込める光の量も多く、明るい写真が撮れるようになります。

逆にF値が大きいときは絞りがしまっており、

光をたくさん取り込むことが出来ません。

なので、シャッタースピードやISO感度を

かなり変化させないと明るさを保つことが出来なくなってくるのです

今回紹介した写真については、

実は全てシャッタースピード固定で撮影されています。

つまりISO感度を変化させることで明るさを一定範囲に保っているのですが、

F値1.8のときのISO感度が100だったのに対して

F値22のときには16000までISO感度が上がっています

ご存知の方も少なくないと思いますが、

ISO感度は上げすぎると写真の画質が荒れます。

それもかなり。

出来ればISOを上げるのは最低限にして、

三脚を立ててシャッタースピード側で明るさを稼ぐほうが

画質に対する影響は少ないです。

ISO感度と画質については

こちらの記事にまとめました。

まとめ

今日はカメラにおけるF値というものが何なのかについて

実際に写真を比較しながら見てみました。

F値を変化させることで

写真の写り方がどう変わるのか、

おわかりいただけたのではないかと思います。

かなり背景の写り方が変わりますよね。

背景がなんだかわからないほどボケさせたいのか、

うっすら後ろにあるものがわかる程度にしたいのか、

はっきりわかるようにしたいのか。

どのくらいに調整していくのか?というのが

撮影者のセンスだったりしますよね

迷ったときは何パターンか撮っておいて

あとで選ぶのでもいいのではないかと思います。

最後に改めて、

今日使ったカメラ・レンズは次のものになります。


レンズについてはこちらの記事でガッツリレビューも行っているので、

ぜひお読みいただければと思います。

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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