こんにちは。
ゆうです。
自分は万年筆を使用しているんですが、
案外そのインクが減っていかない…
というのが悩みの一つだったりします。
でも、同じ色のインクを複数の万年筆に詰めても仕方ないし、
大体にして2本の万年筆に詰めたら2倍の量書くわけでもない。
どうしたもんかな〜、
インクって貯まる一方なんだよな〜…
って、ずっとぼんやり考えていたんですが
たまたま見つけたんですよ。
万年筆のインクが使えるボールペンというものを。 万年筆とボールペンなら使う場面も差別化できる。
しかも、自分の好きな色のインクを
ボールペンに詰めることができる!これは使わない手はない!
というわけで、さっそく買ってみました。
今日はそのボールペン、
エルバンのコンバーター付きボールペンを 紹介しようと思います。
万年筆のインクが使えるボールペン
今回買ったボールペンはエルバンというメーカーのペン。
エルバンと聞けば万年筆に詳しい方なら
すぐピンと来るのではないでしょうか?
そう、あのインクメーカーのエルバンです。
ペンも作っていたんですね…。
実はこのことも初めて知りました。
自分はこの紫色、ヴィオレパンセというカラーを買いましたが
透明なスケルトンからーのものもありますよ。
さて、まずはペンの見た目から紹介していきましょう。
万年筆のインクが使えるボールペン外観
カラーは2色で、この写真のようなパープルと
透明を選ぶことができます。
キャップ部分にはメーカーロゴが入っています。
始めの「H」の字は発音しないんですよね。
で、エルバンって読む。
このキャップは引っ張れば抜けるようになっています。 万年筆のようにおしり部分にキャップを挿して使うのがよさそうですね。
ペンの重さは100円で買えるボールペンと差は感じません。
なので、キャップをおしりに挿さないと
重さのバランスが悪くなるわけではないのですが、
ペンの長さ的にキャップはおしりにつけておいた方がいいかなと感じます。
万年筆のインクが使えるボールペン・ペン先
もうペン先は完全に普通のボールペンです。
…って、当たり前か笑。
うん、キレイですね。
万年筆のインクが使えるボールペンのコンバーター
コンバーターというのは
瓶に入ったインクを吸い上げてペンにセットする
小さな部品のことです。
万年筆を使っている方にはおなじみかと思いますね。
普通のボールペンのインクが入っている部分に
あると思ってください。
この部品を使って万年筆用の
瓶入りインクを吸い上げて、ボールペンにセットすることになります。
コンバーターに万年筆のインクを詰めてみる
ではさっそくインクをボールペンに詰めてみましょう。
このペンに関してはコンバーターを 直接インクの中に入れて吸い上げる形になります。
ペンにセットして
ペン先をインクに入れるわけではないので、
注意してください。
今回はボールペンと同じメーカー、
エルバンのココアブラウンという色のインクを詰めてみます。
こんな感じで直接インクに挿し込んで
コンバーターのネジを回していくと…
このようにインクがコンバーターに吸い上げられます。
ボールペンにコンバーターを装着すると
こんな風になります。
最初はインクが充填されるまで
少し時間がかかります。
じわじわ時間をかけて次の写真のように
ペン先までインクが届くようになります。
早く使いたい…!
と気は焦るかもしれませんが、
時間をかけてゆっくりインクが染みていくのを楽しみましょう。
優雅に待つ大人の楽しみ方。
ペン先までインクが充填されれば、
コンバーターでボールペンにインクを
詰める作業は終わりです。
万年筆のインクが使えるボールペンの書き味
最後に書き味はというと
結構サラサラ目です。
軽い書き味だと思いますね。
今回は万年筆のインクを詰めているので、
万年筆と比較をしてみるのと、
文房具店で買えるボールペンとの比較もしてみましょう。
万年筆との比較
比較する万年筆はこちら。
プラチナ万年筆のセンチュリー。
そもそもはこのペンにココアブラウンのインクを詰めていたんですよ。
なので、同じインクを詰めているペンどうしで
比較をしてみたいと思います。
この万年筆の書き味自体が硬めなのもあると思いますが、
あまり差を感じないか、
もしかしたらエルバンのボールペンの方が若干書き味柔らかいかな?くらいの感じもします。
どちらもスピードをあげて書いても
線がかすれたりすることはありません。
インクのフローで言うと
圧倒的に万年筆の方がいいです。
とは言え、
ボールペンで書くのに力を入れなければならないかと言えば
そんなことは一切なく、軽々書くことができます。
同じように書いてみたんですが
インクフローがかなり違うので
インクの色がちょっと違って見えますね。
万年筆と比べればインクフローに差があるという程度で、
ボールペン単体で見た時に
インクフローが悪いと感じることはまずないでしょうね。
ボールペンとの比較
個人的な好みではあるんですが、
サラサラ・ヌルヌルとかけるボールペンの方が好みです。
例えばサラサとかジェットストリームとか。
結論を言うと、
明らかにサラサの方がサラサラ書けるし、 ジェットストリームの方がヌルヌルと書くことができます。
やっぱりボールペンとして
メーカーがインクまでこだわって作った1本の方が
書き味自体はいいのかなと感じますね。
エルバンは少しだけペン先が
紙に引っかかるような感じがするんですよ。
ただ、それもサラサやジェットストリームなどの
比較対象があるからそう思うだけ。
エルバン単体で見れば使用にあたりストレスがたまる要素は皆無です。
万年筆のインクが使えるボールペンまとめ
今日はコンバーターで万年筆用のインクが使える
エルバンのボールペンを紹介しました。
見た目もよく、 好きなインクを詰められる。
かつ、書き味だってボールペンとして しっかりしている。
インクが余ってるんだよね〜、
なんて人は1本持っておいても損はないんじゃないかな?
と思います。
ぜひ、使ってみてはいかがでしょうか?
色も2色あるのでお好きな方をぜひ。
最後によかったらこちらの記事もお読みください。
ガラスペンの記事ではありますが、事実上万年筆用インクの記事になっております笑。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。