万年筆とガラスペンを比較してみた

こんにちは。

ゆうです。

 

先日、こんなガラスペンを買ったよという記事を書きました。

 

今まで使ってきた万年筆とこのガラスペン。

ちょっと書きくらべをしてみました。

 

一言でガラスペンと言ってもいろいろ種類はあり、

ペン先の太さもいろいろだと思いますが、

ガラスペンの方がインクたっぷりに書けるというような形となりました。

少なくとも自分が使っているガラスペンは細かい字を書くのは苦手だと思います

 

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使った万年筆とガラスペン

万年筆ガラスペン

今回使った万年筆とガラスペンは以下のものになります。

これらそれぞれの万年筆とガラスペンを比べていきたいと思います。


 

 

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各万年筆とガラスペンの書き比べ

ノートに書いたあとに写真を撮っているので、若干明るさに差があって見にくいかもしれないのは申し訳ない。

インクのフローとか先の太さなんかは見比べることが出来るのではないかと思います。

 

プレラ(赤) VS ガラスペン

プレラ赤比較

プレラ細字に赤インクのもの。

このインクはPILOTの色彩雫というシリーズのインクで、

その中の秋桜という名前がついたインクです。

 

万年筆の方がインクの出方が調整されている感じで、

どう書いても一定の濃さと太さが保たれていますね。

ガラスペンはペン先を当てる角度(?)でインクのフローが少し変わっているような気がします

 

最初に書いたガラスペンという文字の「ペ」はかなりしっかりインクが出ている感じですが、「ン」は少し薄いかな?

この辺がガラスペン特有のニュアンスになってくるのだと思います。

 

インク自体がサラサラっとしている印象なので、もう少し先も細くなるのかなと思いましたが、

やってみると万年筆の細字よりはるかに太くなりましたね。

 

プレラ(緑) VS ガラスペン

プレラ緑比較

こちらもプレラ。

緑色のインクが入っているものですが、万年筆自体は同じものです。

 

赤色はPILOTのインク、こちらの緑はエルバンのモクセイソウグリーンというインク。

メーカーが違うとインクの粘度も変わり、

インクのフローが変わると聞いたことがあったので、こういった比較もしてみました。

 

が、筆跡を見てみるとPILOTのインクとあまり変わらなかったですね…。

 

使ったインクはこちらです。

 

プラチナセンチュリー VS ガラスペン

プラチナ比較

今度はプラチナのセンチュリーという14Kのペン先のものとの比較。

これも正直あまり傾向としてはプレラと変わらないかな?

 

細字の万年筆はインクのフローが悪いわけではないんですが、

すこし薄い感じになりますね。

そもそもブラウンのインクなので万年筆で書いた方の色合いが出るという前提なんですが、

ガラスペンはかなり濃い目に色が出ています。

 

使ったインクはこちらです。


 

パーカーソネット VS ガラスペン

パーカー比較

最後はパーカーのソネットとの比較。

パーカーも細字なんですが、国内メーカーで言うと中字くらいの太さはある気がします

 

余談ですが、国内メーカーの海外メーカーでは同じ細字とうたわれていても太さが違います。

海外メーカーというのは主にアルファベットを使っている国のメーカーを指しますが、

アルファベットは文字を書く時にそんなに細かい文字ではありません。

それに対して感じのある日本語というのは、かなり細かい文字を書かなければならない言語です。

アルファベットを書く時には十分細い字だと認識される太さも、日本の文字にとっては太いんですね。

 

話を戻しますが、この2本を見比べると太さはかなり近いのかなという印象。

厳密に言えばこれでも万年筆の方がやや細いかなとは思いますが、

ここで気になったのはやはり色の濃さでしょうか。

ガラスペンはそれだけたっぷりインクを使って書いているということになります。

 

ペン先の太さや書き味よりもインクのフローこそが最大の差であるように感じました

 

ちなみにこのインクもエルバンのものです。

 

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まとめ

ガラスペンペン先

 

今日は万年筆とガラスペンを比較してみました。

 

あくまで個人的な見解ではありますが、特に気が向かなければガラスペンは使わないというのが結論かと思います

もしくは新しいインクを買ってみたけど、万年筆が一個あくまで待たなければならない。

ちょっとつけて書いてみたい、とかそういう時くらい。

 

やっぱりインクをその都度つけながら書くというのは面倒だというのが本音だし、

ガラス製なのであちこち気軽に持ち歩くのも難しい。

やはり普段使いには向かないのだと思います

 

ただ、見た目の美しさは折り紙付き

特にインクがペン先に絡みついている様は万年筆にはありえない姿です。

非常に美しい。

 

今回の比較で使ったガラスペンは安いガラスペンで、

もっとしっかり作られた高価なもので比較を行ってみるとまた全然違った印象なのかもしれません。

でも、つけペンであるのは変わらないしな…そこまでツボに入らなかった文房具。

 

改めて今日紹介したガラスペンはこちらです。

ガラスペンや万年筆の購入を考えている方の参考になれば幸いです。

 

万年筆についてはyPadというスケジュール帳と一緒に使っていますと紹介したことがあります。

よかったらこちらもぜひ読んでみてください。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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