人付き合いが苦手だと思っているリーダーの方へ ー 人を育てるとは間違いを指摘することではなく、成功を一緒に喜んであげること

こんにちは。

ゆうです。

 

なんと!

というか、やっと?

この記事が100本目の記事になります!

いやー、おめでとうございます、ゆうさん笑。

 

何を書こうかなーといろいろ考えたんですが、今の仕事を通じて培ったものの一つをお伝えしてみようかなと思いました。

それは人との付き合い方。

その中でも特にものの教え方。

 

100本目の記事ということで、自分としても自分の核となっているような考え方をご紹介するつもりです。

ぜひ、楽しんでもらえれば嬉しいです。

 

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この記事は誰のためのどんな記事?

今回の記事はチームのリーダーをやっている方に送る記事です。

仕事場でも学校でも、チームをまとめて引っ張っていくには必ず人付き合いというものが存在します。

自分なりのコツを書いていってみたいと思います。

 

自分もお店で仕事しつつ、ずっとお店のリーダーをやってきました。

その中で学んだことは数多くありますが、チームをいい雰囲気で、かつ最大の力を発揮させる方法はコレだ!というものを見つけたと思っています。

 

それは一緒に仕事をしてくれる人に対して愛情を持つこと。

妙な話に聞こえるかもしれませんが、ひとりひとりに対して愛情を持つことが最良の方法だと思います。 

 

一言で愛情を持つと言っても、解釈は幅広いですよね。

どんな部分に着目して、どんな解釈をしたのか。

少しでも円滑な人間関係を作ること、また相手に愛情を持って育ててあげられるようにと、自分なりの解釈を書いてみました。

 

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自分のお仕事の内容について簡単に

以前も何度か言いましたが、自分の仕事というのは飲食店の店長でした。

今はまた部署というか、立場が変わり店長さんを束ねるような立ち位置になっています。 

 

店長、と言うと一部の方だけが対象なのか?という風に思う方もいるのかもしれませんが、

要するにチームのリーダーとして人を引っ張っていく時に何が大事なのか?ということをお話しようとしています。

 

もしかしたら、仕事の内容によって大事なものは変わってくると主張する方もいるかもしれません。

自分は違うと思います。

チームは人と人のお付き合いが必ずあって、協力しあうことで最大の力が発揮されるものだと思います。

人付き合いやチーム作りの根本に職種は関係ありません。

 

自分はお店のリーダーとしていろんな人を引っ張り、たくさんの人に仕事を教えてきました。

中には衝突することもありましたし、教えても教えても伸びてこなくて悩んだこともあります。

 

でもその中でまた次の一手、次の一手と試行錯誤することでうまくいくことが増えてきて、

それを体系立てて自分の中でまとめることで、自分の知識・技のようなものとして自分に定着してくるようになりました。

 

その一部ですが、それを紹介させていただければと思います。 

 

ちなみに今回の記事はそもそもを言えば、うちの会社の後輩達のために作ったプレゼン資料です。

主にそれをコピペしました。

だから、文体が急に変わりますがその辺はご容赦ください。

その一部を抜粋し、修正を行い、ブログに掲載することにしてみようと思います。

 

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前提は「人類みんなが他人同士」

人間同士のお付き合い。

すべての相手は他人。

相手は自分とは感覚や価値観が違う生き物。

自分の当たり前は相手に通じないことがあるし、相手の当たり前は自分の当たり前ではないかもしれない。

 

だから、伝えなきゃいけない。

だから、聞かなきゃいけない。

だから、相手をしっかり見てあげなきゃいけない。

 

これは誰かとコミュニケーションを図る大前提になる。

相手は他人で自分とは考え方も感覚も違う。

 

その相手と分かり合うにはどうすればいいのか?この「どうすればいいのか?」の答えが、よいコミュニケーションを取る武器になる。

 

そして、この答えにたくさんのバリエーションを持っている人は相手がどんなタイプでもうまくやっていけるいわゆる「柔軟な人間」ということになるのだろう。

 

人を育てるとは間違いを指摘することではなく、成功を一緒に喜んであげること

人を育てるというのは間違いを指摘することではなく、成功を一緒に喜んであげること 。

如何にして成功に導いてあげるかということ。

 

細かいステップに分ける

例えば、コピーを取る。

どのくらいのステップに分けられるだろう?

 

コピー機の蓋を上げる。

原稿を置く。

蓋を閉める。

紙を補充する。

設定を確認する。

部数を確認する。

カラーとモノクロを確認する。

拡大は?縮小は?

印刷ボタンを押す。

 

こうやって一つの作業はいくつもの細かいステップに分けられる。

もともとは自分の仕事場ならではの作業例を挙げていたんだけど、一般的な例に変えさせてもらった。

でも、考えてみればどんな作業でもこうして細かくステップを踏めることは何となく分かってもらえると思う。 

 

ここに挙げたのはほんの一例。

ステップを細かくしようとすれば、もっと細かくなると思う。

 

ひとつひとつ積み上げてもらう

話を戻すと、ある作業のどこのステップまでが出来てて、どこからが出来ていないのか。

それをあなたの仕事場・学校の作業に置き換えて考えてみることが大切。

 

出来たステップまでは出来てることを伝えてほめてあげよう。

そして、一緒に喜んであげよう。

 

今出来てるところからもう一歩進むには何をどう気をつけてみればいいのか。

それが次の「課題」になる。

 

ゴール地点から振り返って足りないものを指摘するのではなく、スタート地点から見てここまで来たと教えてあげる。

そして次に進むための道標を示す。

 

目標の高さに到達するまで、1個積み重ねては、また1個積み重ねてもらう。

言わば、積み重ねるパーツを小出しにしながら慎重に積んでもらうような感じ。

足りないものを埋めなさい、ではない。

 

これが自分にとっての教えるということ。

育てるということ。

 

もちろん目の前の「課題」を攻略するために、何が原因でうまくいかないのかを指摘する必要が出てくることがある。

そんな時は少し言葉を選んであげればいい。

 

アドバイスをする時は成功をイメージさせる

「◯◯が出来ていない」ではなく、「◯◯するようにすればもっとうまくいく」と。

アドバイスのコツは成功をイメージさせること。

 

歩き始めた子どもに対して「転ばないようにしてね」と声をかけると、転ぶことをイメージしてしまって子どもは転ぶらしい。

「ちゃんと歩くんだよ」と声をかけると、ちゃんと歩いてる姿をイメージして、転ばずに歩いて行くらしい。

いいイメージを描かせることは、いいトレーニングの条件になるようだ。

 

余談だけど、この細かくステップに分けるというのは褒めるポイントを増やす作業でもある。

玉を取る、という一つの作業が、何十個もの褒めポイントになる。

 

たくさん褒めてあげて、たくさんいいイメージを持たせてあげよう。

 

出来れば今日から今までの2倍、人をほめてあげてほしい。

 

長所を探してあげる

ひたすらいいとこを探して、いいとこを伸ばすことに集中する。

 

不満は探さなくても耳に入ってくる

悪いとこなんて黙ってても他の人が探して不満という形で伝えてくれる。

でも人のいいとこは探そうと思わないとなかなか見えてこない。

 

どうして人の悪いところは目につくんだろう?

思うに、悪いと感じるところは何らかの被害にあっているからではないだろうか。

 

例えば、あいつは仕事が遅い。

自分がフォローに回らなきゃいけない。

仕事遅いのはあいつなのに、なんでこっちが苦労しなきゃいけないんだよ?

 

例えば、あいつは接客の対応が悪い。

お客さんからクレームをもらった。

あいつ、なんで言っても直さないくせに、こっちが怒られなきゃいけないんだよ?

 

こんな風に何らかの被害が自分の元に来ると、その原因をその人の「悪いところ」と認識するようになる。

だから、悪いところは放っておいても肌で感じるし、色々な人から不満の形でチームリーダーに入ってくる可能性が高い。

 

放っておいても入ってくる情報なら、わざわざリーダーが探したり感じたりする必要はない。

 

リーダーの仕事は人の長所を見つけてあげること

リーダーがやらなきゃいけないのは人の長所を探してあげること。

長所を褒めてあげること。

長所を伸ばしてあげること。

 

意外といいところというのは、わざわざ探そうとしないと見つけられないものだったりする。

 

それに長所と短所は実は本質は同じで、見る視点が違うだけではないかと思っている。

例えば、マイペースでスピードが追いつかないやつがいる。

それは仕事が遅くて、周りのフォローを要するということで短所になりうる。

でも、マイペースだからめちゃくちゃ態度の悪いお客さんが来ても、気にせずこちらのペースで接客出来るかもしれない。

これは長所と言えるかもしれない。

でも本質は自分のペースを乱さずに動いている、ということになる。

この本質には善悪はない。

 

どこから見れば長所に見えるだろう?

どんな場面でそれは武器に変わるだろう?

そう考えながら人を見てあげる。

 

そして嫌らしくならないよう自然に、短所を長所に変化させてあげること。

周りの人たちの視点をずらしてあげること。

本人の表現の角度をずらしてあげること。

 

相手ひとりひとりに愛情を持て

何が好きなの?

何が嫌いなの?

何が楽しいの?

何が辛いの?

 

どんな仕事が好きなの?

どんな仕事が得意なの?

 

それを受けてどうチームの中で役割を与えて行くの?

 

ちょっとした悩みを聞いてあげるのもいい。

自信満々に答えてやればいい。

 

立ち止まって動けない?

ほんのちょっと背中を押してあげればいい。

 

上司と部下の関係だなんて思うな。

何かの縁で出会った人々。

 

自分が何かを伝えて、その人の人生にいい影響を与えられたならとても嬉しい。

 

そして仕事でないことでもその人が成功したりしたら、

心の底から、我が事のように思いっきり喜べ。

 

コミュニケーションがうまい人、なんて言い方をするけれども、

その本質は「どれだけ相手に興味を持って接することが出来るか」に尽きるように思う。

 

まとめ

今回は人付き合いをする上でどんな事が大事なのか、普段自分が気をつけていることを書いてみました。

 

人付き合いはギブ&ギブが基本だと言う人もいるくらい、相手の気持ちを汲み取ろうとするところから全てが始まるように思っています。

もちろん、自分も何から何までうまく行っていますということではありませんが、こうやっていろんなことを考えやってみる内に段々と形になってきたとは思います。

 

後輩達に見せる文章ということで、またいつもと違った雰囲気だったかもしれません。

後輩たちとどんな感じで付き合っているのかという空気感の一端を感じてもらうのもまた一興かもしれませんね。

 

ちょっと偉そうかもしれませんが、この記事が誰かのお役に立つことを祈っています。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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