こんにちは。
ゆうです。
自分の中では歴の浅い趣味なカメラも
早いもので買って2年がたちました。
ちょうど1年前くらいに
カメラど初心者が独学で1年間、写真撮り続けるとどうなるか?
みたいな記事を書きました。
今回は丸2年たったということで
丸1年から丸2年までの1年間に撮った写真を勝手に紹介していこうと思います。
その時々でどんなことを気にしていたかとか、
どんなアイテムを導入したかとか、
そういったエピソードがある場合は併せて紹介していきます。
今日の記事は何かノウハウが詰まっているということではなく、
単純にこんなふうに趣味を楽しんでいるんだよというのが
伝わってくれればいいなと思っとります。
結構長いんで、写真を見つつ
気になった写真のコメントだけ読むくらいの感じで楽しんでください笑。
使っている機材の紹介
まず、写真を紹介する前に
使っているカメラやレンズについて紹介させてください。
カメラ本体はSONYのα6000というミラーレス一眼です。
SONYミラーレスのフラッグシップと言っていいモデルですね。
今ではα6100という後継機種が現行モデルとなります。
レンズは主に3本。
SONY単焦点50mm、TAMRONズームレンズ18-200mm、SONY広角16mmです。
この内、広角レンズに関しては
フィッシュアイコンバーターという別売りのアタッチメントを
装着することが出来ます。
自分の場合、フィッシュアイコンバーターを使いたくて
この広角レンズを買ったと言っても過言ではありません。
もはや普通の広角としてはめったに使いません。
ずっとコンバーターつけっぱなしです笑。
記事中で魚眼レンズという表現をしている場合、
この広角レンズとフィッシュアイコンバーターを
組み合わせて使っていると思ってください。
カメラ1年から2年までを振り返る
それではさっそく写真を紹介させていただきたいと思います。
1ヶ月ごとによく撮れたと思う写真をチョイス。
1月につき2〜3枚程度を紹介しつつ、
その時にあった出来事なんかを一緒にお話させてもらおうかと思います。
2019年4月(12ヶ月目)
4月の初頭、
使用機材のところでも紹介した
広角レンズとフィッシュアイコンバーターを購入しました。
魚眼レンズは大きく写真が歪むのが特徴で
奥行きを出したら、四方八方から押しよせてくる、
みたいな表現が得意です。
そんな魚眼で撮りたかった写真のひとつが次のような1枚です。
まわりから囲んでくるように伸びてくる枝がたまらんです。
この頃はともかく魚眼を使ってました。
真正面を向いて撮っても地面が丸く歪むほどの
独特な世界観に完全に心を奪われておりました。
魚眼レンズについてはこちらの記事で詳しく触れましたので
興味ある方はぜひ読んでみてください。
また、なんとなく仕事場でも趣味がカメラだと
浸透してきたのがこの頃です。
最終的に使わなかったんですが
仕事で料理を撮影したときの1枚がこちら。
極端に露出を高めに振って 背景を白飛びさせるような写真にハマっていた時期です。というか、今でも好きな手法ではありますが
特にこの頃そういう写真をよく撮っていました。
めちゃくちゃカッコよく撮れたと思っています。
が、今思えば
主題がよく分からない写真でもありますね。
全体の雰囲気的には今見てもほんとうに好きなんですが、
何を見せるための1枚なのかが非常にわかりにくい。
きちんと写真の主題とは何か?を考えなければならないと
反省する1枚でもあります。
2019年5月(1年1ヶ月)
この頃、マクロ撮影のプチブームが自分の中にやってきます。
そして撮ったのがこちらの1枚。
これマクロレンズを使っているわけではなくて、
全画素超解像ズームというカメラ本体側のズーム機能を使っています。単焦点でよれるだけ被写体によって、
そこから更に本体でズームをかけることで擬似マクロ撮影をしているわけです。
全画素超解像ズームについては
こちらの記事をご覧いただければと思います。
かなり初期からやっていた手法ですが、
いまだに好きな手法です。
この写真については主題がくっきり撮れていて、
しっかり背景はボケている。
メリハリつけることが出来てて、非常によいと感じています。
そして次の1枚がこちら。
これもよく撮れた笑。
(究極に自画自賛)
TAMRONのズームレンズで撮っているんですが、
思い切り望遠側、200mmに振り切って撮影しています。
で、思いっきり圧縮効果が発生していますね。
写真では岩のすぐ後ろに葉っぱがあるように見えますが、
実は少々距離があります。
望遠側で撮影することにより発生する圧縮効果で
前後の距離感を潰して撮影した1枚ですね。
葉っぱの光の感じや、
岩の陰影もはっきり出ていて、いい立体感も演出できたかと思ってます。
圧縮効果に関してはこちらの記事をご覧ください。
先日Twitterで紹介され、
1日で3000人もの方に読んでもらえた記事です。
直接、圧縮効果の話ではないんですが、
この構図の考え方の話も併せて読んでもらえると
より圧縮効果を楽しめるかと思います。
2019年6月(1年2ヶ月)
6月はあまり出かけることが出来ず、
撮った写真は少なかったです。
そんな中、唯一でかけて撮っていた写真がこちらです。
魚眼レンズで撮った一枚です。
当然バラは真っ直ぐ上方向に向かってはえているわけですが、
魚眼の持つ歪みによって、
周りから中央に向かって集まっているように見えます。
この辺のぐっと集まってくる感じ、
いいですよね。
もう一枚、でかけてないなりに
部屋の中で撮ってみた1枚です。
ガラスペンの記事書く時に撮ったやつだったはず。
これPixabayか何かに上げたら
割と評判よかったです。
2019年7月(1年3ヶ月)
ミニチュア風写真モードでの1枚。
さりげに一眼にもこういうデフォルメ機能みたいの
入ってるんですよね。
かなり前ですが、iPhoneのトイカメラアプリにはまった時期があり
それを思い出して撮ってみました。
こういう写真って少し高いところから撮る方が それっぽくなるんですよね。
植物園の階段上から撮ってみました。
ね、何か面白いですよね。
で、植物園の横に子供動物園があったんですが、
そこで撮ったアヒル?みたいな子です。
多分…バリケン?というアヒルっぽいけど
アヒルではない子だと思います。
ちょっと白飛び気味かなと思いつつも
細かいところまでめちゃくちゃくっきり撮れてますよね。
高解像度。
次に紹介するのは川越氷川神社での1枚。
風鈴が有名な神社ですね。
ホワイトバランスを電球に設定して 青みがかった色合いが涼しげ。
被写体が豊富で非常にオススメな場所ですね。
この頃からちょっと動画編集というものに興味を持ち始めて、
こんなスライドショーを作ったりもするようになりました。
こういうスライドショーを作ると、
撮ってきた写真をまた違ったふうに楽しめるようになります。
けっこう簡単に作れるんでよかったら試してみてください。
2019年8月(1年4ヶ月)
8月もあまり出かけられない月でした…。
前の会社の友人と食事に行ったときに撮ったものがこちらです。
今までとはちょっとテイストの違う写真ですよね。
露出をアンダーに設定して 落ち着いた大人の色気的な写真に仕上がったと思います。
なぜこんな写真を取りはじめたかと言うと
その友人も写真が好きで、
彼に教えてもらった手法がコレだったからです。
最初はいつもどおりの写真を撮っていた自分は
こんなような写真を撮っていました。
もちろんこれはこれで悪くはない。
きらびやかでキレイな1枚だと思います。
でも、落ち着いた写真の魅力もいいなと感じました。
それまで露出は上げ目にして、
葉っぱに太陽の光を透かしたり
わざと部分的に白飛びさせるようなことをしていましたが、
露出の使い方もいろいろあるんだなと知りました。
ちなみにその友人のインスタがこちらです。
この記事執筆時点でフォロワーさん2000人近くいて、
キレイな写真いっぱい撮ってます。
どうぞ見に行ってあげてください。
2019年9月(1年5ヶ月)
ここで新アイテムが導入されます。
そう、ストロボです。
おかげで横から上から
好きな場所から好きなだけ光を浴びせられるようになりました。
そうして試しに撮ってみたのがこの1枚。
ストロボ買ってみて思ったのは
今までどんだけISO感度と画質の関係性に無頓着だったかということ。
やっぱり室内で撮ってると
照度が足りなくてISO感度は上げることになってしまいます。
するとかなり画質は荒れてしまうんですが、
全然気にしてませんでした。
ストロボで十分な照度が得られるようになり
ISO感度も低くできるようになったら
その荒れっぷりに初めて気づいた感じです。
かなり差がありますよ。
こちらの記事でその差をまとめましたが、
気にしたこと無い方はぜひ一度撮り比べすることをオススメします。
もう1枚、毛色の違う写真がこちら。
コイ。
お察しの通り(?)一眼で撮ったものではありません。
GoProで撮りました。
そう、どうしても動画編集に対する興味が消えない自分は
ここでGoProを購入してしまうのです笑。
自分が買ったのはGoPro HERO7 Black。
今は新しくGoPro HERO8が出ていますよね。
GoProってガッチリ防水じゃないですか。
で、興味がたたりすぎて
公園の池の中にGoPro突っ込んでコイを撮ってしまったんですわ。
一眼のキレイな写真とは全く別物なんですけど、
写真を楽しむという意味では また新しい世界が開けたかなと思います。
ちなみに一眼とGoProを比較してみた記事もあるので
よかったら読んでみてくださいね。
2019年10月(1年6ヶ月)
さあ、カメラ始めて1年半のタイミングがやってきました。
まず紹介するのはこちらの写真です。
水族館でイルカショーを撮ったものですが、
なかなかよく撮れてると思いませんか?
今まで動く被写体を撮ることはめったになかったんですが、
ついにハイスピードな被写体に挑戦!
というほど大げさなもんでもないか…。
確かシャッタースピードを2000分の1秒くらいにして
とにかくイルカが飛んだ瞬間に連写しまくりました。
フルサイズ機に比べると
動く被写体に弱いと言われるミラーレス一眼。
それでもイルカ相手にここまでできれば十分だと思いませんか?
撮るの楽しかったです。
そして、もう一枚は同じ水族館で撮ったクラゲ。
クラゲの展示って薄暗いし、
もちろんストロボもつけられない。
非常に写真は撮りにくい環境ではありますが、
F1.8まで下げられる単焦点レンズがおおいに活躍してくれました。
触手の細かい描写まで出来ていて気に入っている1枚です。
参考までに短焦点レンズのレビュー記事も
よかったらお読みください。
2019年11月(1年7ヶ月)
11月はほんとに写真撮りに行っていなくて、
こんなんで遊んでました。
玉ボケがハートの形になってますよね。面白くないですか?
こんなような紙をレンズにくっつけて撮ると
くり抜いた形に玉ボケが変化するんです。
出かけられなかったんで
室内でこんなことして遊んでました。
ちなみに後ろで玉ボケしてるのは
100均で買ったLEDライトです。
2019年12月(1年8ヶ月)
12月もあまり写真を撮りに行けず、
ちょっとだけイルミネーションを撮るにとどまりました。
これは8月のところでお話した
露出アンダーにする手法で撮影しています。
このイルミネーションは木に絡めるようにくっついてるんですが
光の部分だけが残るように露出を調整しました。
あとは光源がキラキラと光るクロススクリーンというフィルターを使っています。
こんなんをレンズの前につけるだけで
光源がやたらキラキラするんですよ。
クロススクリーンについては
こちらの記事で詳しく書きました。
2020年1月(1年9ヶ月)
1月もあまり写真は撮らなかったんですが、
ここで再び新アイテムが導入されます。
それが、ドローン。
これ、本体が200g以下で航空法の規制に
引っかからない機体なんです。
(実際は好き勝手飛ばせるわけではない)
で、飛ばしてみました。
(許可を取る必要はない場所、
現地市役所に確認の上飛ばしてます)
すごくないですか?
絶対にカメラ抱えてても撮れない写真だし、 この視点に驚きしかありませんでした。
この時点で一眼・GoPro・ドローンが揃ったわけですが
映像にせよ静止画にせよ、
これらを駆使して作品を作ったら本当に面白そうですよね。
Mavic Miniを開封したときの記事もあるので
興味があれば読んでみてください。
2020年2月(1年10ヶ月)
F値を上げ目にしていくとクッキリ写るとの噂を聞き、F7.1で撮影した1枚。
単焦点で撮影した1枚ですが、
奥の方の枝もわりと解像度高く写っているように思います。
ボカすのもいいけど、
こんなふうにカッチリ写すのもいいですね。
F値ってボケの調整のためにいじるものだと思いこんでいたけど、 こんなふうにくっきり度を調整するような使い方もあるんだと
初めて知りました。
紹介するもう一枚はこちら。
ぷにっぷにの子供の手。
かわいい…。
同僚のお子様を撮らせていただきました。
スタンプと手。
ここだけでも楽しげな雰囲気はあると思いますが、
周りに色鉛筆とかが写り込んでいることで よりワイワイざわざわした感じが現れて もっと楽しい感じになったかななんて思います。
2020年3月(1年11ヶ月)
3月、また新アイテムが導入されます。
それがクローズアップフィルターという
マクロ対応じゃないレンズでも
接写できるようになるというフィルターです。
実はこのフィルター自体、前から持っていたのですが
今までのものより更に被写体に接近できるようになるものを買い足しました。
それらとストロボを組み合わせて撮ったのが
次の1枚です。
左からストロボをあて、正面から接写でパシャリ。
最初はストロボなしでやっていたんですが、
何か陰影がつかなくて面白くない…
ということでストロボで照らしてみたら
すごいよくなったと思います。
光を当てることで影が生まれ、 雫を透過した光が白く光っている。
思っていたより遥かにストロボの効果は高く、
立体感が生まれたように思います。
もう一枚、クローズアップレンズで撮ったものを紹介します。
今年は珍しく桜の開花のあとに雪が降りましたよね。
そのときにササッと撮ってきたものです。
桜の上に雪がかぶさって、不思議な光景に思えます。
クローズアップレンズがあってよかったなって思った瞬間でした。
蛇足ですが、桜の開花のあとに雪が降っている様を
「桜隠し」と呼ぶそうです。美しい言葉ですね。
クローズアップレンズについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をお読みください。
2020年4月(ちょうど2年)
さあ、ちょうどカメラ2年になるところです。
ここでまた一つの新アイテムが導入されます。
レンズです。
それもいわゆるオールドレンズと呼ばれるものです。
これ、いわゆる改造品で通常では得られないような
独特なボケ方をするレンズです。
こんな写真が撮れます。
いや、もう何これ?って感じですよね笑。
泡がはじけるかのような不思議なボケ。すべての反射光がこんなようにふわっとしたボケへと変わります。
オールドレンズなのでオートフォーカスは使えません。
F値を下げれば下げるほどこの独特なボケが強調されますが、
F値を最低の2まで下げると、ボケすぎてピントがあってるのかあってないのか分からなくなってしまうほどです。
でも写りは独特で面白い。
もっと使い込んでいきたいと思います。
もう一枚は魚眼で桜を真下から狙った1枚です。
1年前にも同じ構図で木を撮っていましたよね笑。
この撮り方ずっと好きだと思います笑。
1年間撮った写真を勝手に紹介したまとめ
というわけで、
長々とこの1年で撮った写真を振り返ってみました。
面白いなと思えた写真はありましたか?
1年改めて振り返ると
案外いろんな新しいこともしていたりもします。
変わらず同じことをしていたりもします。
でも、そんなふうに写真を撮っているのが好きなので
このさきも楽しいと思える写真を取り続けたいと思っとります。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。