こんにちは。
ゆうです。
なんと、この記事で50記事目になります。
いやいや。
自分で言うのもナンですが、なかなか書きましたな。
ブログとかやり出すと、アクセスが集まり始めるのは100記事辺りだと言われているようで、
とりあえず目指せ100記事って話なのですが、
ようやく折り返し地点。
とは言え、そんなに数にもこだわってなくて、楽しみつつ書けていて、とてもいい感じです。
ますます頑張っていい記事を書いていこうと思っていますので、ぜひ応援よろしくお願いします!
頑張ってもなかなか結果が出ないのは…
今日は前回の記事の続きです。
自分は前回の記事「頑張っても頑張ってもうまく行かないと嘆く方に送る2つのコツ – 目的の設定方法を考えよう」の中で、
なかなか結果が出せないことにも理由があるのではないかと述べました。
その時に気を付けておくべき2つのこととは、次のものです。
- 目的と手段をはっきり分けておくこと。
- マルチタスクはシングルタスクを直線状に配置しただけだと認識すること。
前回はこの2つのうちの1番、
目的と手段の「目的」の捉え方や設定方法について考察してみました。
今回はその続きで、目的に対する「手段」にスポットを当ててみたいと思います。
手段とは?
軽く前回のおさらいですが、
何かの目標というのはゴール地点のことだとお話しました。
例としてサッカーのお話をしましたが、
プロサッカーチームの目的は「試合に勝利すること」であり、
楽しくサッカーをするとか、チームワークを向上させることではありません。
仮に楽しくサッカーをすることが勝利に繋がるのであれば、
勝利という目的に対する手段の一つに楽しくサッカーをするということが含まれます。
チームワークの向上に関しても同じことですね。
今回言う「手段」というのは、 試合に勝利するための「方法になりうるもの全て」のことを指します。
チームワークを高めることも、
シュートの練習をすることも、
作戦会議をすることも、
全て勝利という目的に対する「手段」です。
手段とは目的達成のための方法だということになります。
手段はブレインストーミングで
では、手段をどう考えていくか?
手っ取り早いのはブレインストーミングだと思います。
早い話が数を打てということです。
以前紹介したやりたいことリストのように、とにかく数を出す。
やってみたらいいかもしれないことリスト100みたいなのを
作る気持ちでもいいかもしれません。
要するにとにかくアイデアをたくさん出していく。
バカだなと思えるようなことでもどんどんアイデアとして出しましょう。
バカだなと思ったアイデアとバカだな思ったアイデアが重なることで、
極上のアイデアに生まれ変わる。
そんなことだってあるわけですから。
アイデアの発想方法を考える
とにかくアイデアを出せと言いながらも、
やはりアイデア発想の切り口は持っておくべきでしょう。
ここでは、自分がやっている方法をいくつか紹介してみたいと思います。
1.普通に思いつく物を並べる
何かのアイデアを出せと言われれば、
1コや2コはすぐ出てくることも多いのではないでしょうか。
その1コ、2コをとりあえず出してみるというものです。
複数人数でやればもう少し数が出ると思いますが、
ここで出て来るアイデアは捻りがないアイデアであることが多く、
アイデアが重なってしまう可能性も多いかと思います。
でも、とりあえずパッと出してみる。
面白くないものでも、誰かと同じアイデアでもいいんです。
この中でピンと来るものがあればそれを採用してもいいかと思います。
でも、やっぱりどうにもつまらない…。
もうちょっといいアイデアに育てられないだろうか?
そんな時、
それらのアイデアに捻りを加えるのであれば、次の方法が有効です。
2.並んでいる者同士をつなげてみる
1番で出てきたアイデアを無作為につなげてみるのはどうでしょうか?
数学でやった組み合わせのような感じで
形式的にアイデア同志を突き合わせていきます。
1番の方法で出てきたアイデアが3コしかなくても、
もう3コ増やすことが出来ます。
- アイデアAとアイデアB
- アイデアAとアイデアC
- アイデアBとアイデアC
元のアイデアが4コ・5コだったら更に多くのバリエーションが
生まれてくることがわかりますよね。
そもそもつなげようと思って出したアイデアではないので、
どうにも噛み合わないものもあると思います。
逆にこんなの想像もしていなかった…というようなつながり方をする時もあります。
まさに科学反応。
理屈だけで考えても出てこないようなアイデアが出て来るのが、 この方法のいいところだと思います。
3.日頃から物事の特徴を広く捉えておく
これは若干コツがあるというか、向き不向きもあるような気がしています。
物事の特徴をなるべく多く捉えておくことで、 一見関係なさそうなモノとモノの間に、 関連性を見つけることが出来る場合があります。
個人的には、この方法が一番実用的ではないかと思います。
例えば目の前に文庫本があるとしましょう。
文庫本の特徴って何でしょう?
パッと思いつくのは…
- 紙で出来ている
- 文字がたくさん書いてある
- 四角い
- 携帯するのに便利な大きさ
- 軽い
- でも、たくさん持っていくと重い
- 2〜3時間くらいは時間が潰せる
- 背表紙に関しては硬い
こんなもんでしょうか?
これを多いと思うか少ないと思うかは、その人の感覚によると思います。
今、自分のすぐ隣に置いてあるのはiPhoneですが、この特徴は何でしょう?
- パソコンみたいな感じに使える
- タッチパネル
- 文字や画像などが液晶に表示される
- 軽い
- 写真や動画が取れる
- 自分で必要な機能を追加出来る
- 自分にとっては必需品
- 連絡手段
iPhoneは多機能ゆえに挙げ始めるとキリがないのですが、
一例としてこんな特徴を挙げてみました。
では、文庫本とiPhoneの共通する特徴はありましたか?
ありますよね。
- 軽い
- 文字を扱う
この2点です。
ということは、軽いものがほしい時に関しては、
文庫本とiPhoneは互換性があると言えるわけです。(どんな時かわかりませんが…)
実際「文字を扱う」という部分については
既に電子書籍というものが存在していますよね。
あまりよい例ではなかったかもしれませんが、
こんな風に物の特徴を細かく捉えるクセを付けておくと、
思いもよらなかったもの同士がつながる場合があります。
ぼくがここに挙げた特徴の中に、
あなたが挙げなかったものもいくつか入っていませんでしたか?
大多数は挙げない特徴なんだけれど、言われてみれば特徴と言える。
そんなものを、複数のものの中に見つけることが出来た時、
無関係だったモノとモノが急に関係性を持つようになります。
どちらも共通して硬いとか、
どちらも共通して細いとか、
どちらも共通して小さいとか。
気づきにくい特徴と気づきにくい特徴をつなげていくことで、 無理なくモノとモノに関係を持たせていくことが出来るわけです。
個人的にはこの方法が一番やりやすく、
かつ一番多くのアイデアを作り出すことが出来る方法。
今のところこれ以上はありません。
最初に向き不向きもあるような気がすると言ったのは、
ちょっとバカになって物を見てやろうという気持ちがある人の方が向いていると思うからです。
クソ真面目にモノを見てしまう人には向かないかもしれません。
はっきり言って、よくそんなくだらないことを堂々と特徴だと言ったね、
というものも上のリストの中には含まれていたかと思います。
そのくだらなさも楽しめる人は、この方法をぜひ試していただきたいと思います。
自分としてはそのくだらないという感覚の中にアイデアの源泉がある。
そんな風に思っています。
アイデア出しから最善の手段を選ぶ
こんな風に正攻法でアイデアを出してみたり、
トリッキーにつながらなさそうなものをつなげてみたりと、
アイデア出しの方法は多岐に渡ります。
話を元に戻せば、このようなアイデア発想の方法を用いて、
目的に対する手段をたくさん出していきたいわけです。
いろいろな方法で、いろいろな角度から目的を見てみて、
それに対する手段を探す。
上で紹介した1,2,3の方法を試してみると、
かなりたくさんの数のアイデアを出せることと思います。
その中から目的に対して最善だと思う方法を取りましょう。
ここで大事なのは、最善だと思う方法を選ぶことであり、特に3のような方法で出したトリッキーっぽいアイデアを採用することが
美となってしまっては困るんだということは注意しておきます。
アイデアはアイデア、目的に対する手段は手段で、
きちんと有効なものを選んでいかないと、また目的がブレてきてしまいます。
様々なアイデア発想法を試し、誰も思いつかなさそうな手段を用いる。
これが目的にすり変わってしまわないように、気を付けてください。
目的がすり変わっている段階で、そこにたどり着いたプロセス自体が既にズレています。
また、この場合の「最善」という言葉ですが
「現時点で最高の結果になると予想出来るもの」という解釈でいいと思います。
どんなに考えたところでやってみないと結果は分かりません。
それでも失敗したなら仕方ないんです。
また、うまく行きそうな方法はどれだ?と、チャレンジし直せばいいんです。
まとめ
今日は目的に対する手段を考えてみました。
手段は目的に対する方法なので、アイデアをたくさん出して、
その中から最善だと思えるものを選ぶのが重要だとお思います。
目的さえブレていなければ「手段」が何なのか?
ということ自体は難しくないと思います。
先入観に縛られず、広い視野でアイデアを出し、
手段を選んでいただければ嬉しいです。
でも、目的を絶対にブラさないということだけは気に留めてくださいね。
では、最後に。
アイデアの発送方法を考えるの「3.日頃から物事の特徴を広く捉えておく」の項を
以前、同僚に説明した時に使った例があるんですが、この問題わかりますか?
「机と掛け時計の共通点」
時計は次の画像のような変哲もないやつです。
机も学校の机のような机を想像してもらって構いません。
はっきり言って、自分が出した答えはくだらない答えです。
暇つぶしにでも考えてもらえればと思います。
今度の記事に答えを書いてみますね。
ちなみに今日の記事単体でも楽しんでもらえるとは思いますが、
前回のこちらの記事も合わせて読んでもらえたら嬉しいです。
それでは。
昨日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。