こんにちは。
ゆうです。
今使っているカメラも1年半ほどがすぎたんですが、
ある時、写真に影のようなものが写り込んでいることに
気づきました。
いろいろ調べていくうちに
センサーが汚れている可能性があるということがわかったのです。
今日はセンサーのクリーニングキットのレビュー、
ならびにセンサーのクリーニング方法をご紹介していきたいと思います。
クリーンングキットの威力
まず、どんな感じで影みたいなものが
写り込んでしまっていたかご覧ください。
それぞれ赤い丸で囲ったところに
黒っぽい影ができているのがわかるでしょうか?
これがセンサーの汚れです。
レンズを変えても似たようなところに
影が映り込むようになったら
センサーの汚れを疑ったほうがよさそうです。
そしてセンサーのクリーニング後に撮ったものがこちらです。
影がわかりやすいように白いカベを撮影しました。
まったく影がないですよね!
市販のクリーニングキットでも こんなにスッキリとセンサーの汚れを除去することが出来るんです!
これでまたストレスなく写真の撮影を
楽しむことが出来ますね。
買ってみたセンサークリーニングキット
今回買ってみたセンサー用のクリーニングキットはこちらです。
これ、ASP-C専用とうたわれています。
(理由は後述します)
この記事を書いている2019年12月現在で
値段が1400円少々です。
センサーのクリーニングキットだと
PENTAXのこのキットが有名ではありますが…。
これ3,000円近くするんですよね…。
ちょっと高い。
購入したものはこれの半額程度。
あまりに安いと逆に心配にもなりますが、
Amazonの評価も星4.5と高評価だったため
購入に踏み切りました。
その効果はすでに見ていただいた通り。
センサーの汚れもきれいになるし、 その後の使用にもまったく問題がありませんでした!
参考までにメーカーにクリーニングをお願いすると
だいたい3000円前後くらいでセンサークリーニングをしてくれます。
メーカーに頼んだほうが確実ではありますが、
キットを使えば遥かに安く
自分でメンテナンス出来ますね。
クリーニングキットオープン!
では、ここからはキットの中身を見ていきましょう。
その後、続いてキットを使ったセンサーのクリーニング方法を紹介します。
まず、箱の外観はこんな感じ。
A5サイズくらいでしょうかね。
箱を開けてみるとこんな感じのものが入っています。
液体のセンサークリーナーが1本、 クリーニングスワブが12本。
スワブというのは直訳すると綿棒のことで
要はセンサーを拭くための棒です。
真空パックになっているのですが、
開けてみるとこんな感じのものが入っています。
スマホの画面クリーナーみたいな質の布が
棒の先にくっついています。
このキット、ASP-Cのセンサー専用のクリーニングキットとして
販売されているんですが、
実はこの布部分の幅がちょうどセンサーのサイズと合っているんです。
こんな感じで。
このサイズ設定がASP-C専用とうたわれている理由なんでしょうね。
フルサイズのセンサークリーニングには幅的に使えますが、
ASP-Cよりも小さいサイズのセンサーだと クリーニングスワブが入らないので 注意が必要です。
あとは英語で書かれた説明書が入っています。
中に入っているのはこれだけですね。
センサーのクリーニング方法
実際にこのキットを使ってセンサーをクリーニングしてみます。
手順としては次のとおりです。
- ブロワーで飛ばせるホコリは飛ばす
- クリーニングスワブでセンサーを拭く
これだけ。
めちゃくちゃ簡単ですよね?
頑固な汚れがついていて
拭いただけでは取れない場合、
もうちょっとだけ手順が加わります。
- ブロワーで飛ばせるホコリは飛ばす
- クリーニングスワブでセンサーを拭く
- スワブの先にクリーナー液を染み込ませてセンサーを拭く
- 新しいスワブを出して、センサーを乾拭きする
と言っても、クリーナー液をつけて吹くだけです。
クリーニングのビフォー・アフター
手順の前のクリーニングの汚れがどうなったか
簡単にお見せしますね。
先にクリーニング前のセンサーの写真です。
思いっきり指紋がついているのと、
写真ではわからないと思いますが
ポツッとホコリみたいなものがこびついていました。
多分、このホコリみたいなやつが
影として写り込んでいたんでしょうね。
最終的にクリーニングが終わるとこんなにきれいになります。
汚れ皆無。
センサーのホコリを出来る限りブロワーで飛ばす
レンズをはずしてセンサーが見えるようになったら、
まずブロワーで出来る限りホコリを飛ばしましょう。
ちなみにブロワーはこれです。
蛇足かもしれませんが、
メンテナンスグッズに関してはこちらにまとめました。
クリーニングスワブでセンサーを拭く
次に個包装されたスワブを開けて、
センサーを拭いていきましょう。
次の写真のようにセンサーにスワブを当てて
左右に拭いていきます。 左右に拭いたら、上下方向にも拭いておきましょう。
持ちての青い部分がしなるように出来ているので
多少力が入っても問題はありませんが、
あまりに力が加わりすぎないように注意しましょう。
自分の場合、ここまでの工程で汚れが落ちました。
これでも落ちない場合は次の工程へ進みます。
クリーナー液をスワブに染み込ませてセンサーを拭く
1,2滴程度で構わないので、
スワブの先にクリーナー液を染み込ませましょう。
その状態でさきほどのやり方と同じように
センサーを拭いていきます。
スワブでセンサーを乾拭きする
最後に新しいスワブを出して
センサーを乾拭きしましょう。
クリーナー液も液体ですから
しっかり拭き取っておかないと
故障の原因になってしまいます。
これでセンサーのクリーニングの過程は終了です。
どうでしょう?
きれいになりましたか?
どうしても汚れが落ちない場合…
こういったクリーニングキットでクリーニングしても
どうしても汚れが落ちない場合もあるかもしれません。
その場合はメーカーにお願いして
クリーニングをしてもらった方がいいでしょう。
主要メーカーのサポートページのリンクを貼っておきますね。
・PENTAX サポートページリンク(RICOHが代理店のようです)
まとめ
今日はカメラのイメージセンサー用の
クリーニングキットをレビューしてみました。
センサーはカメラの命、
非常に繊細な部品なので自分でやるのは怖くもあったんですが、
心配の必要などないくらいあっさりときれいになりました。
写真を撮影していて黒い影・斑点のようなものが 気になることがあれば、 ぜひ一度センサーのクリーニングを検討してみてください。
そんなに高いものでもありません。
クリーニングキットなら1500円前後から、
メーカーにクリーニングをお願いしても
3000円前後ですみます。
そのくらいでまた写真を楽しめるのであれば
メンテナンス費用としては高くありませんよね。
改めて今回使ってみたセンサークリーニングキットはこちらになります。
一番よく使われているのはPENTAXのこのクリーナーだと思います。
今回使ったものは汚れを拭き取るタイプ、
PENTAXのものは汚れの部分をトントンと叩くようにして
汚れを吸着させるタイプのようです。
何にせよこれでセンサーをきれいにすることが出来ますね!
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。