こんにちは。
ゆうです。
ギター初心者さんも玄人さんも、
自分のお気に入りのギターは
きちんとメンテナンスしておきたいですよね。
お店に頼まないとできないメンテナンスもありますが、
自分で道具を揃えてやれるメンテンナンスも たくさんあるんです。
メンテナンスグッズはたくさんありますが、
次のように分けてメンテグッズを紹介していきたいと思います。
- ギター本体を磨くメンテグッズ
- 指板ケアグッズ
- 弦の張替えグッズ
- 弦高・オクターブチューニング用メンテグッズ
- ジャックのメンテグッズ
それではさっそく見ていきましょう。
ギター本体を磨くメンテグッズ
クロス
まずクロス。
ギターを拭き上げる布のことですね。
各メーカーから例えばこんなの出てます。
いろいろあるんですよね。
ただこういうのって安くても500〜1000円はします。
大きさもせいぜい縦横が30cm〜40cmずつくらい。
もっと安くて、質的にもギター用クロスとして販売されているものと 大差ないものがあるんです。
それがこちら。
ネル布、っていう生地です。手芸屋さんみたいに生地を売ってるところで普通に売ってます。
値段も非常に安くて1m×1mの大きさで1000円しないくらいです。
で、好きな大きさに切って使う。
汚くなったら捨ててまた新しいのを使えば
いつでもキレイなクロスを使えますよね。
自分はかれこれ10年以上、
このネル布でギターを磨いていますが、
後述するワックスやレモンオイルと併用しても
問題が起きたことはありません。
楽器屋でクロスを買うくらいなら 手芸屋さんで生地を買いましょう。
ワックス
ワックスも各メーカーから様々な種類のものが
販売されていますが、
いろいろ使った中で一番良かったのがこちら。
タートルワックスです。
緑のと白いのがありますよね。
言ってみれば緑のが普通のワックス。
白いのが傷落とし用ワックスです。
緑の方は前述のクロスに少し付けて、
ギターの汚れを落とすように拭きながら
全体に塗り込んでいきます。
その後で乾いたキレイなクロスで
余計なワックスを拭けばOK。
白いほうは細かい傷を消すための
研磨剤入りワックス。
細かい傷があるところに少量出して刷り込んでいきます。
研磨剤のおかげで細かい傷を削り取り、
表面をピカピカにしてくれます。
スクラッチリムーバーは実際に使ってみてどんな感じになったかを
こちらの記事でまとめました。
よかったら読んでみてください。
指板ケアグッズ
レモンオイル
写真はオレンジオイルですが、
レモンオイルの方が一般的かもしれません。
指板の掃除にはこういった
柑橘系の果物オイルをよく使います。
オイルの中の成分が
手の皮脂汚れを分解して
指板をキレイにしてくれるんだとか。
こういったオイルは指板の汚れを取ると同時に
指板に染み込ませることで 指板の乾燥を防いでくれる役目も持っています。
染み込ませてる間に部屋が
レモンやオレンジの匂いになるところが
個人的にはいいんだよなーって思います。
フレット磨き
このフレット磨きだけは名指しでオススメしたい
商品があります。
従来、フレットを磨くときというのは
木材の部分が傷つかないように
マスキングテープ等で覆ってから
金属部分を磨くという面倒な工程を取らねばなりませんでした。
ところがこのフレットバターは
マスキングテープをする必要がなく磨けてしまうんです。ちょっと言葉で説明するのも難しいので
メーカーのYouTubeの動画を貼っておきますね。
弦の張替えグッズ
ニッパー
ギターの弦はもちろん、
太いベースの弦も楽勝でぶった切れます。
弦って結構硬いものらしく、
ホームセンターとかで売ってるニッパーとかだと
すぐ刃がダメになってしまうんですよ。
焼きが入れてあるのか何なのか、
とにかくやたら丈夫に作られています。
ぼくがギターを始めた時に買ったものなので
もう15年は使ってますが、 いまだに壊れずスパスパ弦が切れます。
正直、このピックボーイのもの一択だと思います。
ストリングワインダー
ストリングワインダーって聞き慣れないかもしれませんが、
上の写真のようなものです。
どう使うのかと言えば、
新しく弦を張った時に一気に弦を巻き上げるのに使います。
こんな感じでストリングワインダーの先を
ペグに入れて、
ハンドルでぐるぐる回します。
まあ、なくてもいいものですが
これがあると地味に便利ですよ。
高いものでもないので、1個持っておくといいでしょう。
弦高・オクターブチューニング用メンテグッズ
ドライバー
これは何でもOKです。
100均とか、安く売ってるものであればいいと思います。
精密ドライバー
精密ドライバーっていう先の細いドライバーです。
ギターって意外と小さいネジもあるので、
用意しておくと便利です。
ちなみにこれも100均でOK。
六角レンチ
六角レンチもなんだかんだ使いますね。
これも100均ので問題ないです。
ただし気を付けなければならないのは、 サイズの規格が2種類あるということです。
ミリサイズと、インチサイズ。
詳しくはお手持ちのギターを確認していただきたいのですが、
大まかに言えば、
国産ギターはミリサイズ、 海外製のギターはインチサイズです。
違う規格のものはサイズが合わず
まったく使い物にならないので気を付けましょう。
ジャックのメンテグッズ
無水エタノール
アルコールの一種で、
通販か薬局で買えます。
これをクロスなどに染み込ませて
シールドのジャックなどを拭くと
汚れを落とすことができるんです。
電気系統の接点の掃除に使えます。
注意点は超揮発性が高いこと。
あまりに揮発性が高いこの無水エタノールが手につくと
手の水分を奪いながら一気に蒸発します。
そして、手はめっちゃ荒れます…。
なので、扱うときは
ビニール手袋などをして、直接触らないようにしましょう。
ラジオペンチ
これも100均のもので十分。
モンキーレンチでもいいんですが、
何かと先が細くつまめた方が便利なので、
自分はこっちを使ってます。
綿棒
もはやあえて写真も載せませんが、
細かいところを掃除するのに
やはりあると楽ですね。
特にどの綿棒がいいとかはないんですが、
あまりに安い綿を買うと
白いホコリがギターにくっついてしまうので、
そこだけは気を付けたいですね。
接点復活剤
ギターのジャックやアンプのジャックなど
ケーブルの接続部分にかけて
接触をよくするような薬剤(?)です。
楽器用の接点復活剤としてこんなのも
販売されていますが…
いや、やはり接点復活剤と言えばコレだろう。
ギターにはよくないとか、
いろいろ聞くこともありますが、
なんだかんだで最強だと思ってます。
自分はギターに使ってトラブルが
起きたことはありません。
かけすぎには注意。
ギターメンテナンスグッズまとめ
今日はギターのメンテナンスグッズを紹介しました。
これだけあると、一通りのメンテナンスは行えます。
今日紹介したものは以下の通りです。
- クロス(ネル布)
- ワックス
- レモンオイル
- フレット磨き
- ニッパー
- ストリングワインダー
- ドライバー
- 六角レンチ
- 無水エタノール
- ラジオペンチ
- 綿棒
- 接点復活剤
種類は各メーカーからいろんなものが出ています。
自分で気に入るものを探すのもまた楽しいですよね。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。