こんにちは。
ゆうです。
魚眼レンズ!
独特の世界観を感じる写真が撮れるレンズですよね。
まともに魚眼レンズ買うと
安くても3万〜4万はしますが、
実はSONYに関して言えば
広角レンズと組み合わせて使う フィッシュアイコンバーターというものがあるんです。
こっちを使えば1万3千〜4千円程度で
魚眼レンズの機能を追加することができるんです!
お得だと思いませんか?
楽しいと思いませんか?
今日は魚眼レンズ風の写真が撮れるようになる フィッシュアイコンバーターなるものを紹介したいと思います。
ちなみに各メーカーさんからもフィッシュアイコンバーターって出てるので、
この記事で魚眼レンズって面白いじゃん!
と思ってもらえたら、調べてみてくださいね。
SONY フィッシュアイコンバーター VCL-ECF2って何?
まず大前提として、使っているカメラを紹介しておきます。
SONYのミラーレス一眼、α6000です。
で、
今日、ご紹介するフィッシュアイコンバーターはこちら。
SONYのVCL-ECF2です。これはどんなものなのかといいますと、
SONYの広角レンズSEL16F28、 もしくはSEL20F28と組み合わせて使うと 魚眼レンズとして使えるようになるものです。
上から見るとこんなような感じ。
で、裏側はこんな感じ。
魚眼レンズってなんなのか?と言えば、
超広角レンズの一種だと思ってもらえればいいですね。
でも、ただの超広角じゃなくて
写真の外周部分が大きくたわむというか
ゆがむ特徴を持っています。
自分の場合、SEL16F28を所有しているので、
こちらと合わせて使うパターンで紹介を進めていきます。
広角レンズとフィッシュアイコンバーターを
並べた写真がこちら。
よく見るとどちらにも赤い印がついています。
この赤いところ同士を合わせて、
時計回り方向にくいっと回すと
カチャンと音がしてはまります。
これで魚眼レンズの出来上がりなのです!
脱着もすごい簡単でいいですが、
実際、ほぼこのコンバーターつけっぱなしです(笑)。
ぶっちゃけSEL16F28って
そんなにいいレンズでもないと思うのですが…。
このコンバーターを併用することで 光り輝くレンズへと変貌を遂げるのです!!
とりあえずそういうのいいから、
どんな写真が撮れるのか見ましょうか(笑)。
そんなにいいレンズでも…と言いながら
SEL16F28のレビュー記事もあります。
こんな感じのレンズにコンバーターをつけているんだと
理解して使うと、また一歩進んだ使い方ができるかと思います。
フィッシュアイコンバーターで撮れる写真
魚眼レンズというのは 写真の外側の部分が大きくたわむような 写り方をするのが特徴です。
外側部分が大きくたわむとともに
大きく写るような感じになるので、
とにかく奥行きが出るのも 大きな特徴の一つですね。
この奥行きが出て、広々とした空間を演出するか、
たわみを利用してデフォルメ感のある写真を撮るかの
どちらかを頭において撮るのが
魚眼レンズ使いこなしのコツなんじゃないかと思います。
森の中で見上げてみる
四方八方から木が迫ってくる感じ。これは魚眼ならではですね。
植木鉢の人形
道がぐんにゃり曲がってますね。
こういう表現も魚眼でないとできません。
かがんで結構低い位置で撮影しました。
庭園
奥行き〜〜!
また別の庭園のオブジェ(?)
こんな風に手前だけたわませて
存在感を出しつつ、
奥行きを出すみたいのも得意です。
バラ
こういう写真、非常に好きですね。
バラがたくさん咲いてて、
その中に手を突っ込んで逆光気味に撮影。
魚眼のゆがみはあんまり感じない1枚かもしれませんが、
外から内側にギュッとバラが向かってくる感じは やはり魚眼らしい1枚だと思います。
VCL-ECF2と1の違い
ここまでフィッシュアイコンバーターの
VCL-ECF2というものを紹介してきましたが…
実はぼくが使っているのは
VCL-ECF2の前の機種となるVCL-ECF1です。
フィッシュアイとしての機能は変わらないんですが、
ちょっとだけ対応機種に違いがあるようです。
1がSEL16F28という広角レンズにだけ対応しているのに対し、 2はSEL20F28にも対応しているモデルになります。
と言っても、SONYがオフィシャルでそう発表しているということであって、
1の方でもSEL20F28に使えるらしいんですけどね。
あと見た目で言うと色が違う。 1はシルバー、2はブラック。
それぞれ1色のみです。
ぼくが持っているSEL16F28はシルバーなので、
レンズに合わせてコンバーターもシルバーにしたかったんですよね。
で、中古で1の方を探して、
こちらを使っているという流れです。
SEL20F28がブラックなので、
それに合わせて2の方はブラックになったんでしょうね、きっと。
魚眼レンズではなくフィッシュアイコンバーターを使う理由
なぜ魚眼レンズ自体を買わずに
フィッシュアイコンバーターを使うのか?
という話になると安いからという以外の理由はありません。
実は魚眼レンズがほしいと思ってから
いろいろとレンズは探しました。
すると、魚眼レンズってまあまあの値段するんですよ。
3〜4万くらいからあるにはあるんですが、 フォーカスがマニュアルなんです。
これ気軽にパシャパシャ写真を取りたい人には
結構ネックになってくるところなんですよね。
その都度、マニュアルでピント合わせないといけないってのは
案外面倒なのです。
Amazonなんかのレビューの中には
そもそも魚眼はこれだけゆがんで撮れるし
ピントは甘くなりがちなので
オートフォーカスなどいらんという声もあります。
これね、
確かに一理あると思うんです。
でも、スナップショット的に
あっちの写真撮って、今度はこっちの写真撮って… ってやるにはやっぱり面倒なんです。気軽さがなくなってしまう。
やっぱりオートフォーカスほしいです。
で、オートフォーカスのレンズはないのか?といえば
ちゃんとあるんですよ。
が、値段も一気に跳ね上がり
6万〜7万あたりから、という金額になります。
まあ、手が出ないことないけど
ちょっと高いですよね。
という値段感の中で、
今回紹介したSEL16F28という広角レンズと、 VCL-ECF2というフィッシュアイコンバーターの組み合わせは Amazon価格で合わせて約3万5千円。(この記事執筆している現在)
もちろんオートフォーカス対応の広角レンズなので、 フィッシュアイコンバーターをつけても オートフォーカス対応です。
魚眼専用レンズでマニュアルフォーカスのものと
変わらないくらいの値段で
オートフォーカス対応の魚眼レンズが手に入るんです。
お値段的なメリットが非常にでかいですね。
ちなみに自分は両方とも中古で仕入れて、
広角+フィッシュアイで2万で収まってます。
魚眼レンズほしい人は
コンバーターを併用することも一度は考えてみていただきたいです。
広角レンズと魚眼レンズの比較
最後に簡単ではありますが、
コンバーターを付けない広角レンズの状態と、
コンバーターを装着した魚眼レンズでの状態を
比べてみましょう。
大きな差は2つ。
写る範囲、いわゆる画角と、
奥行き感の表現です。
写る範囲
同じ位置から同じ方向に向かって撮ってみました。
まず先に広角レンズです。
次に魚眼レンズです。
単純にこのくらい違うんですよね。
魚眼のゆがみ方って確かに特徴的なんですが、
写る範囲もこれだけ違うというのは 意識しながら撮影すべきだと思います。
もう一例だけお見せします。
公園の遊具を撮影したものです。
これも先に広角レンズ。
次が魚眼です。
結構違いますよね。
奥行き感の差
これも一目瞭然の差だと思います。
魚眼はぐっとゆがんで、奥の方に伸びていく感じが 強烈に表現されます。
まず、先に広角レンズの写真を
見てみてください。
で、魚眼レンズの1枚を。
こういう表現はやっぱり魚眼じゃないとできないんですよ。
超広角レンズではダメで、
魚眼ならではなんです。
外側から中央に集まっている感じというんでしょうかね?
逆に言うとこのゆがんだ感じを楽しめないという人は
魚眼レンズは手を出すべきではないんでしょうね。
フィッシュアイコンバーターまとめ
今日は広角レンズに組み合わせて使う
フィッシュアイコンバーターというものを紹介しました。
広角レンズにつけるだけで
魚眼レンズに変えることができる!
そんなコンバーターでしたね。
魚眼レンズを買おうとすると
なかなかのお値段しますが、
コンバーターを使えば
比較的手の出しやすい値段でオートフォーカス付きの
レンズを買うことができます。
写真的にも非常にくせのある写り方をするので、 その1枚は魚眼がないと撮れない写真なんですよね。
代えがきかないレンズだと思います。
特に四方八方から迫りくるような表現だったり、
手前から奥にグッと続いていく感じだったり、
他のレンズでは撮影できない写真ですよね。
ぼくはSONYのものを使っていますが、
他のメーカーからもコンバーターは出ています。
大変、オススメなアイテムだと思いますね。
ぜひ使ってみていただければと思います。
蛇足ではありますが、SONYの場合、
フィッシュアイコンバーターの他にも
ウルトラワイドコンバーターというコンバーターも用意されています。
これは広角レンズを超広角レンズにかえるもので
魚眼のようなゆがみは現れませんが、
広い範囲を写すことができるようになるものです。
興味があるようならチェックしてみてはいかがでしょうか?
その他、機材レビュー記事にはこんなような記事もあります。
気になるものがあれば、ぜひ読んでいってくださいね。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。