こんにちは。
ゆうです。
イマイチやりたいことをやれていない、
もっと人生楽しいはずなのに…と思っているのに、なかなか現状を脱却出来ない。
そんな風に思っている中、人生とは?というような本を読み漁っている時期がありました。
その中でたまたま出会った本が今回紹介する本。
山崎拓巳さんという方が書いた「人生のプロジェクト」という本です。
自分の人生をどう組み立てていくのか考えられる本
成功の反対は失敗ではない。
成功は必ず失敗の延長線上に存在している。
一番避けたいのは、やらずに後悔すること。
思っていても、変わらない。はじめないと、はじまらない。
考え込むより行動。動けば自然に見えてくる。
怖がらなくてもいい。
死ぬこと以外はかすりキズだ。
はじめよう!
(山崎 拓巳 著 (2007年)『人生のプロジェクト』サンクチュアリ出版より引用)
個人的にめちゃくちゃ影響を受けている本ですね。
この本に刺激され自分を見つめ直す時間を作るようになり、
ようやく自分の人生を自分で動かし始めることが出来たとさえ思っています。
一言で言えばプロジェクト・マネジメントの本だということになるのだと思いますが、
タイトルの通り人生を一つのプロジェクトに見立てています。
自分の人生というプロジェクトをどう組み立て、
どう実行していくのか?とのが本書の趣旨になります。
具体的な目標を立てて、その準備をする
目標を明確にし、その段取りを立てる。そして段取りを元に実行してみて、結果を検証する。
基本的にコレだけ。
とは言え、目標の立て方一つ取っても非常に具体的に立てるよう書いてあります。
「お金持ちになりたい」ではなく、「月収をあと5万増やす」。
「自分の時間がほしい」ではなく、「月の休みをあと2回増やす」といった具合に。
なるほど。
「お金持ちになりたい」だけだと、
それは一体いくら稼げるようになることを指すのか、
どのような状態になるとゴールしたと言えるのかが確かに分かりません。
「月収をあと5万増やす」ならば、
転職をするという方法もあれば、
今の仕事を続けたままで副業を始めるという選択肢もあるわけです。
目標をより細かく、具体的にすることで、
自分が次にすべきことが何なのか?何が出来るのか?という疑問に対しても
具体的に答えられるようになっていくように思います。
最終的なゴールは自分が満足できるか否か
そして彼の考え方でとても好きなのが、
プロジェクトを進める中で最後には「自分自身が満足したい」という絶対の目的がある、と断言しているところです。
プロジェクトが完了した時に最高の気分を味わいたいという、
自分をとても大事にしたプロジェクトの進め方を提案してくれているんです。
だから、段取りの立て方もちょっと面白い。
プロジェクトが成功して、
満足げに笑っている自分の姿からビデオを巻き戻すように何が起こったかを見ていくのが山﨑流。
時間軸に沿って考えていく内に、どんどんやらなくてはならないことに対する気付きが生まれてきます。
そうしたら、それをどんどん紙の上に書き出してリスト化していきます。
どんどんやるべきことが明確になっていきます。
こうすることで、プロジェクトの段取りも進めつつ、
自分の満足に対する段取りも同時に進めていくことが出来るんです。
まとめ
最高だと思いませんか?
自身の人生に真剣に向き合って、しかもハッピーエンドに向かって毎日を夢中で駆け抜けていける。こんな毎日が過ごせているなら、めちゃくちゃ楽しいですよね?
極論、この状態にまでなれれば、目標を達成しようがしまいが幸せなんじゃないかと思います。
毎日が思いっきり自分の道を生きる事を意味するでしょうし、
自分が信じたものに向かっている瞬間の楽しさがずっと続いているとしたら、
それはその駆け抜けている一瞬一瞬が幸せだと言えるんじゃないかと思うんですよね。
毎日を楽しめている。
これは全ての人において、自分の人生のプロジェクトの大きな目標の一つなのではないかと思います。
何だか毎日つまらないなぁ、なんて思っている方にはぜひ読んでみてほしい1冊です。 きっと人生、夢中で駆け抜けられるはずです。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。