こんにちは。
ゆうです。
ちょっと早咲きの桜が近所の工場の前に植えられておりまして、
休みの日にさっと撮ってきました。
今日は写真の紹介と、
その際に使ったレンズや設定などをカンタンに紹介していきたいと思います。
まず使ったカメラはこちら、
SONYのα6000です。
使ったレンズ2本
使用レンズは2本。
1つはSONY純正の単焦点レンズ、
もう一つはTAMRONの望遠レンズです。
SONY 単焦点レンズ SEL50F18
このブログでは何度も登場している
SONY純正の単焦点レンズ。
焦点距離は50mmで、最小F値は1.8です。
いろいろな使い方が出来るとは思いますが、
自分はマクロっぽい写真を撮るのによく使っています。
このレンズについてはこちらの記事で紹介しています。
TAMRON ズームレンズ 18-200mm F3.5-6.3 DiIII VC
こちらはTAMRON製で、18mmから200mmの焦点距離をカバーする
万能タイプの1本です。
35mm判換算で約300mmまでズームできつつ、
広角側も約27mmとまずまずの範囲を写してくれるので
非常に便利ですね。
自分が使う時は広く撮るか、思い切りズームで寄るとき。
真ん中あたりの焦点距離だと
前述の単焦点レンズを使うことの方が多いです。
こちらのレンズについては、こちらの記事で深く触れています。
α6000 + 単焦点SEL50F18で撮影した写真
このレンズで撮影したものは全てF値1.8で
撮影されています。
よく晴れた日に陽の光の下でF値最小で撮ったものなので、
必然的にシャッタースピードは早く、
ISOは低い数値になっています。
ピンポイントで桜の花を撮る(桜背景)
手前、左下にピントを合わせて視線を誘導するとともに
F値を下げて背景をピンクでぼかすことで
非常に明るい柔らかな雰囲気の1枚となりました。
シャッタースピード1/3200・ISO 100という設定で撮っています。
構図としては俗に言う3分割法。
写真を3分割した交点に被写体を持ってくると
バランスがよくなると言われています。
3分割の線を入れてみるとこんな感じになります。
ちょうど左下の交点のところに桜の花が来ているのがわかりますよね。
この構図、カンタンに使える割に
写真の見栄えがすごくよくなるんですよね。
結構、多用してしまっています。
ピンポイントで桜の花を撮る(空背景)
もう1枚、似たような感じでこんなのも撮りました。
今度は左下じゃなくて、右下の交点に花が来ている構図。
設定はシャッタースピード1/4000・ISO100。
結構この構図好きなんですよ。
3分割の交点に被写体を持ってきて、背景をボカす。
背景は同じもの(1コ前の写真で言う桜を被写体にしつつ、背景もボケた桜にする)パターンだったり、
この写真のように背景は空にする写真もよく撮ってる気がします。
本当に空だけを写すときと、何かアクセント的に入れる場合がありますが、この写真は後者。
左側に少しだけボカした枝や葉っぱが入っています。
被写体の主張は崩さずに、少しだけ周りの雰囲気・空気感を取り込んだようなイメージ。
こうやって単焦点でマクロっぽい写真撮るの好きです。
参考記事:
桜の木 全体を撮る
今度はもう少し桜から離れた構図で1枚。
手前の枝全体にピントを合わせて、奥を桜背景に。
さっきまでの写真に比べて、木の全体像がよく見えますよね。
設定的にはシャッタースピード1/4000・ISO100です。
これも3分割の考え方の構図ですが、
さきほどまでの交点ではなく、面で考えています。
右側2/3に色をかけましたが、
この部分を主な被写体である桜の枝が占めているのが分かると思います。
3分の1の構図は交点だけでなく、面で考えても有用です。
この写真では主に2/3を被写体としましたが、
1/3を被写体にするバランスでももちろん問題ありません。
正直、構図的には3分割の交点と面の考え方を知っておけば
かなりいろいろ撮れると思います。
- 写真全体を3分割した交点に被写体を持ってくる
- 3分割した1/3もしくは2/3に面として被写体を持ってくる
写真の構図についてはこちらの記事が参考になるかと思います。
失敗例:ピントを正しい位置に合わせられていない
単焦点でF値を下げた時にシビアになるのがピント合わせ。
この写真はピントがあっているようでどこにあっているのかわからない。
微妙な1枚となっています。
おそらくピントがあっているのが
次の写真の青で囲った部分。
構図としては2/3を面で使った構図ですね。
1コ前の写真は右側2/3でしたが、
この写真は左2/3が写真の主題です。
さて、この写真、
どこが失敗だったかと言えば、ピントの合わせ方だと思います。
どうせなら写真の端ではなく、もう少し真ん中でピントを合わせたいですよね…。
で、すぐ近くにいるはずの赤丸部分はすでにボケています。
単焦点でF値を下げるとピントがめちゃくちゃピンポイントで合うようになります。
だから、しっかりとどの部分にピントをあわせ、どの部分を際だたせるのか?を
頭の中で描いてやるのが1つの解決策になります。
この写真ではもう少し上の方にピントを合わせてやればよかったと思います。
描いていたつもりでもこのようにピントがずれることがあるので、
ここは気を使うところですよね。
他の解決策としてF値をもう少し上げる方法もあります。
F値が大きくなると手前から奥までピントが合うようになるんです。
ボケが少なくなるとも言えますね。
この写真もF値1.8で撮影していますが、
F値を4〜5くらいにしてあげると、
この桜の枝全体がボケずにしっかり撮れたはず。
- ピントを合わせるところを決めて、そこに確実にピントを合わせる
- F値を少し上げて、ピントがあう範囲を調節する
α6000 + 望遠レンズ18-200mm F3.5-6.3 DiIII VCで撮った写真
ではもう一つのレンズ、TAMRONの望遠レンズで撮ったものも紹介します。
この日、桜の木に鳥がやってきていて、
この鳥を撮影するのに望遠を使いました。
桜に囲まれる鳥
とりあえずこの鳥はだれ?と問われると
正直さっぱりわからんのです…。
でも、かわいい。
これは焦点距離200mm・F値6.3・シャッタースピード1/640・ISO100で撮ったものです。
結構高い位置にいたのを撮ってます。
多分、建物でいうと2階よりはもうちょい高いくらい。
(多分、3階よりは低いくらい)
ズームはしっかり効いて、十分なサイズで撮影出来てますよね。
構図的には被写体をど真ん中に置く、典型的な日の丸構図。
相手が生き物なので当然動くわけですが、
この写真についてはシャッターを切るタイミングさえよければ撮れる1枚かなと思っています。
難しい理屈があって撮ったわけでもなく、
撮りたいものをど真ん中に、
少しでも大きくズームをきかせて撮りたい。
それだけで撮った写真ですね。
桜じゃない近くの木に止まっていた子も撮ったので
ついでに載せておきます笑。
広角で桜並木を撮る
花の早い種類なんでしょうね。
もう葉桜になってしまっていましたよ。
これはズームレンズを思い切り広角側によせて撮ったものです。
焦点距離19.4mm・F値3.5・シャッタースピード1/800・ISO100という設定。
広角の写真はまだまだ勉強中。
桜がぐーっと左から奥の方へと伸びていく様子と、
右側の小道が遠くまで伸びていく感じを表現したつもりです。
多分、もっといい撮り方があったんだろうな。
もっと勉強します。
まとめ
今日は先日撮ってきた桜の写真と
その撮り方などを紹介してみました。
だいぶ単焦点レンズを使ったマクロ調の写真はうまく撮れるようになってきたと思います。
次の2つのコツを守ると、それっぽく撮れるんでしたよね。
- 写真全体を3分割した交点に被写体を持ってくる
- 3分割した1/3もしくは2/3に面として被写体を持ってくる
あとはギャラリーとして写真を眺めてもらえれば嬉しいです。
また何か撮りに行ったらご紹介します。
他にも撮影方法について書いた記事はこちらです。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。