こんにちは。
ゆうです。
いつの間にか桜が咲いて、葉っぱも出て、
花と葉が同居しているのは珍しいような気がします。
今日は情報収集について書いていきたいと思います。
この記事は誰のためのどんな記事?
新しいものを学ぶ時に、今よりも効率よく一気に多くの情報を集めるための方法を紹介しています。
ピンポイントで何かを調べたいという時ではなく、あるジャンルのものを学びたい時の学び方と言ってもいいかもしれません。
ある程度の時間はかけて、でもかけた時間以上に質の高い情報を得たい人のための記事です。
正直、これは自分の我流の方法であり、万人向けの方法ではないかもしれません。
でも、本の一気読みのところに抵抗がない方は非常に有効だと思います。
まずは次の概要を読んでみてください。
情報収集の概要
何かを学びたいと思った時にどうするか?
人によって好みはあろうかと思いますが、自分の場合は上の図のようになります。
自分の場合は主にビジネス書などをどう吸収するか?という話なのですが、
資格試験の勉強などにも応用の効く部分はあると思います。
まず本を当たることから始めます。
それも同じジャンルのものを10冊くらい一気読みします。
細かい理由はまたあとにするとして、一言で言うならここで基礎知識を固めてしまおうということになります。
本で十分な情報量はあると思うのですが、如何せん本はどうしても執筆から出版まで時間がかかるという弱点があります。
要するに本当の最新情報は載っていないんですね。
そこはネットのニュースページなどでカバーします。
また、本は過激な意見を書きにくい部分があるように思います。
意見としてもある程度無難なものにまとまってしまっていたり。
でも、個人のブログなら自分の書きたいように書いても、常識的な範囲内でならいいわけです。
パーソナルな意見も拾い上げるという意味でもネットの情報を活用します。
最後にここまでの過程で得た情報をEvernote等に集約して、必要な時にいつでも取り出せるようにします。
もちろん学んだことは頭の中にある方が望ましい形だとは思いますが、人間忘れてしまうものなので、その時にすぐに必要な情報を引っ張り出せる仕組みを作っておくことも必要だと思うのです。
大まかな流れはこのような形になりますが、ここから先は上の3つの項目をもう少し細かく、なぜそうするのか?という理由も沿えながら説明をしていきたいと思います。
本を一気読みして基礎知識を固める
とりあえず自分はあるジャンルについて知りたいと思ったら、そのジャンルの本を5〜10冊程度一気に読みまくります。
この記事ではなぜ同ジャンルの本をまとめて読むのか、そもそも本から入っていくのかなどを説明してみたいと思います。
まとめ読みするのはなぜか?
これは本は基本的に1人の方がはじめから終わりまで書いているというところがキーポイント。
そこには当然、1人の人間の視点で書かれたものがまとまっているということになります。
一言で言えば、情報が偏っている可能性がある。
だから、複数人の意見を拾うために複数冊を読みます。
もちろん、そこには一般論も含まれていて内容的に重なる部分だってあるんですが、それでもその説明の仕方が違ったり、解釈の仕方が違ったりと、まったく同じ切り口で書かれていることは少ないなと感じます。
より自分がしっくり来る表現と出会えれば、理解度も増すというものでしょう。
ちなみに5〜10冊と紹介しましたが、別に2冊でも3冊でもいいと思います。
1冊でもいいんですけど、情報の幅を広げるためには1冊で終わらせるともったいないかなと感じちゃいますね。
なぜネットではなく本か
自分から情報を取りに行くとなると、そもそも方法としては本かネットがメジャーになると思います。
その内、最初に当たるのはなぜ本なのか?
それは信用性の問題だと思っています。
本の方が情報の信頼度が高い。
ネットの情報は正確性に欠けることがあるのは事実だと思うのです。
もちろん基本的にウソを書こうと思って書く人はいないと思いますが、思い込みから間違った情報を載せてしまったり、あやふやなことでもまるで本当のことのように書けてしまうのも事実だと思うので。
ネットの情報は無料で手に入れられる分、情報の確かさにおいては疑問の余地がある。
自分はそのように思っています。
もちろん有用な情報もたくさんありますけどね。
そして、理由はもう一つ。
それは本は1冊で体系立てられた情報が得られるからです。
要するに、◯◯入門という本を買えば浅く広くその分野を把握出来ると思っているということです。
ネットでそれをやろうと思うと意外と大変で、あっちのページを読みこっちのページを読みとしないといけなかったり。
場合によっては次に何を調べればいいかもわからない。
迷子になってしまって全体像が見えないままで終わってしまうことがあるんです。
ピンポイントで何かを調べたい時はいいんですけど、全体を見たい時には向いていないと思っています。
もっとも最近では完全に教科書のようなHPを構築してらっしゃる方もいるので、そういったページの場合はこういう心配はないでしょうね。
こういった理由で当たるなら、ネットではなくまず本です。
あと、この方法を試したことがない方の懸念事項はそれだけの本を読むのにえらい時間がかかってしまうのではないかということではないでしょうか?
一度やってみるとわかりますが、2冊めからは非常にスピードが速くなります。
というのも、一冊目の本に書いてあったことと似たような内容のところは飛ばしてしまっていいからなんです。
同じことならさっきも読んで知っているはずですからね。
そういうところは流して読んでしまえばいいんです。
ちなみに何冊か読んで全部の本で似たようなことが語られている、ということがあったなら、それは本気でめちゃくちゃ大事なことなんだと思います。
真理と言ってもいいかもしれません。
複数冊の本を読むと、幅の広い情報が得られるだけでなくて、絶対にはずしてはいけない大事な情報を見極めることにもつながるんですね。
ネットは最新情報を得るもの
本の最大の弱点は、情報にタイムラグが生じる部分です。
執筆から出版まで時間がかかってしまうので、今日発売された本でも数ヶ月前までの情報にもとづいて書かれています。
それに対しネットでは、今この瞬間に起きたことが5分後には記事になって閲覧することが出来ます。
このスピード感においては、ネットの情報の方が圧倒的に優れていますね。
本で全体像を見ることが出来たら、次はネットで最新情報も合わせて取り込んでいく。
ここでもネット記事の信用性については前述の通りなのですが、本を読んで体系的な知識を身に着けていれば、ある程度おその情報の信用性も判断できるのではないかと思います。
ちなみにこのネットからの情報に関してはキュレーションアプリを使ってもいいですよね。
SmartNewsとかGunosyとか。
個人的にはFlipboardが好きです。
手に入れた情報をストックしておく
最後に手入れた情報はすぐに取り出せるようにストックしておきましょう。
もちろんこれにはEvernoteを使います。
本からの情報は、レバレッジメモの作り方のところで紹介したように、写真を撮ってしまうのが簡単でオススメです。
ネットからの情報はEvernote Web ClipperでEvernoteに送るのが楽。
これをしておくと、とりあえずEvernoteを検索すればほしい情報が出てきます。
写真の中の文字も読み取って、検索対象にしてくれるので非常に便利ですね。
ちなみにレバレッジメモとは何ですか?という方や、レバレッジメモの作り方を知りたい方は次の記事を参考にしてみてくださいね。
ちなみになぜEvernoteに一括で突っ込んでおくのがいいのかと言えば、理由は2つです。
1.そこを探せば絶対にある状態が作れる
2.自分にとって有用な情報が厳選された状態でストック出来る
1番は逆に言えば、そこになければ情報収集から始めなければならないということです。
その判断基準を作るためにも一箇所に情報を集めておくことが好ましい。
2番は過去の自分がいいと思った情報をピンポイントで取り出せるということです。
まあ、自分がいいと思った情報だけをストックするわけなので、必然的にその状態が出来上がりますね。
Evernoteに関する記事もこちらをご覧ください。
まとめ
今日は自分が行っている情報収集の仕方を紹介してみました。
まず本をあたり、ネットで最新情報は埋める。
それからEvernoteにストックして、検索可能なデータベースを作る。
難しいことは何もないけど、やってみると有用性は分かってもらえるのではないかと思います。
過去、パソコン・スマホを使うことに特化した情報収集の記事も書いているので、こちらも参考になれば幸いです。
それでは。
今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。