SONY α6000で単焦点レンズを使ってマクロレンズ風写真を撮る ー 全画素超解像ズームを使ってみる

こんにちは。

ゆうです。

 

先日、望遠レンズを購入しました。

いろいろやっている内に、レンズを変えることの面白さをじわじわと感じてきています。

 

世の中いろいろなレンズがあるわけですが、その中で興味を持ったのがマクロレンズ。

ご存知の方には今更な話ですが、接写が出来るレンズです。

公園とかに行って花なんかを撮っているのが多いんですが、マクロ撮影も面白そうだなと思います。

 

でも、レンズは高い。

安くても2万、3万は当たり前。

望遠レンズ買ったばかりだししばらく我慢しようと思っているところに、ある機能を発見しました。

 

それが全画素超解像ズームという機能です。

これαシリーズについている機能なんですよね。

α6000にもついてます。

 

この機能を使えばマクロレンズがなくても 

マクロレンズっぽい写真が撮れるんです! 

 

今日はその方法をご紹介していきます。

 

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全画素超解像ズームでマクロレンズ風の写真を撮る

全画素超解像ズームとはどんな機能なのか?

全画素超解像ズームとは何か?

SONYの公式説明によると、次のような説明がなされています。

 

Lサイズでも、解像感を保ったまま約2倍までズームできるのが全画素超解像ズームです。
[全画素超解像ズーム]または[デジタルズーム]設定時に利用できます。
ソニー独自開発の全画素超解像技術を利用して、写真を構成しているすべての画素を解析し、
画質劣化の少ない画像処理により拡大します。
撮りたい被写体により大きく迫り、高画質のまま撮影できるので、おすすめです。
動画撮影時も使用できますよ。
( SONY ホームページ(https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/dialogue/various-zoom-features/)より引用)
 

正直よくわかりませんが、画質劣化が極めて少ないズームだと思えばいいのだと思います。

いわゆるデジタルズームの一種なんでしょうかね?

 

レンズそのものに備わったズーム機能は光学ズームといいますが、

この全画素超解像ズームというのはカメラ本体の機能なので、

単焦点レンズを使っていたとしてもズームが使えるということになります。

 

で、自分の使っている単焦点レンズはSONYのSEL50F18という単焦点レンズなのですが、

もちろんこのレンズでもズームが出来ます。

このレンズはマクロ撮影には対応していませんが、

この全画素超解像ズームを使えばこんなようなマクロレンズっぽい写真が撮れるようになります

 

花マクロ1

どうでしょう?

かなり接写出来てると思いませんか?

 

50mmの単焦点レンズなので、35mm判換算で75mm相当。

棲み分けとしては中望遠に入ってくるくらいのレンズかとは思いますが、

それでもこのくらい被写体に寄った写真を撮ることが出来ます。

 

簡単に設定方法等、説明してみたいと思います。

 

マクロ撮影のための設定方法

(多分)出荷時の設定では全画素超解像ズームがオフの状態になっています。

ちょっと設定をいじって、使えるようにする必要があります。

 

まずメニューを呼び出して、ズーム設定を選びます。

Α6000ズーム設定選択

 ここを押すと次のような画面になるので、全画素超解像ズームを選びましょう。

Α6000ズーム設定

これで、全画素超解像ズームが有効になります。

そうしたら、すぐ呼び出せるようにカスタムキーの設定も行っておくと楽だと思います

 

Α6000カスタムキー設定選択

 同じようにメニューからカスタムキー設定という項目を選びます。

 

ここでは各ボタンに自分の好きな機能の呼び出しを割り当てることが出来ます。

次の図ではダイヤルの左を押すと、全画素超解像ズームが呼び出されるようになっています。

Α6000カスタムキー設定

 自分の場合はダイヤルの左にこのズームを設定していますが、

自分が使いやすいように好きなボタンに設定するといいと思います。

 

ダイヤルの左を押すとズームバーが現れるので、

この状態でダイヤルの左を押すと最大2倍のズームが得られます。

ズームしているところから左を押すと、ズームの倍率が小さくなります。

 

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α6000全画素超解像ズームを使って撮ってみたマクロレンズ風写真

で、冒頭のあたりで1枚紹介しましたが、他にも紹介してみます。

花マクロ2

花マクロ3

こんな感じで撮れてます。

もちろん使っているレンズは冒頭で紹介した

50mmの単焦点レンズです。

 

本当にマクロレンズを使うともっと寄った写真が撮れるんだと思いますが、

これらの写真でも相当接写出来ているなと感じられます

画質のよい単焦点レンズでここまで寄ることが出来たら、

かなり遊べるのではないでしょうか。

 

わざわざマクロレンズを購入しなくても

α6000ならこのようにマクロレンズ風の写真が撮れてしまうんですね。

 

ただしあくまでマクロ撮影に対応していない単焦点レンズを使って

マクロレンズっぽい写真を撮るということなので

ニュアンスは近づくものの、やはりマクロそのものではありません

この差をどこまで許容出来るかというのが、一つネックになってくるかもしれません。

 

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ズームレンズでズームする場合

もう一つ、検証として望遠レンズで出来る限りズームして

接写っぽい写真を撮るとどうなるのか?を試してみました。

 

単焦点レンズは上でも紹介した、SONYのSEL50F18。

望遠レンズはタムロンの18-200mm F/3.5-6.3のレンズです。

 

どちらのレンズもピントが合うギリギリのところまで寄って撮影。

単焦点は全画素超解像ズームを使って、

望遠の方は一番ズームした状態で撮影して比較してみました。

一番ズームした状態が200mm。

35mm換算で300mm相当のズームがかけられるということになります。

 

果たしてこれでもマクロレンズのような写真が撮れるのでしょうか?

ちょっと実験してみましょう。

 

被写体はギターのエフェクターで、家の机の上で撮りました。

 

単焦点レンズ+全画素超解像ズームのマクロレンズ風写真

単焦点レンズ

望遠200mmのマクロレンズ風写真

望遠200mm

ズームは案外寄れない…。

と思いませんか?

 

案外期待と違うということが分かりました…。

 

望遠レンズでピントを正しく合わせるには、ある程度の距離がないとダメみたいです。

そのある程度の距離を取ると、

このくらいにしかズームできなかったんです。

単焦点使ってる方がしっかりよった写真が撮れてますよね。

 

好みもあるでしょうが、画質も単焦点の方が好きです。

くっきりしていて、細かいキズまで再現出来ていると思います。

 

望遠+全画素超解像ズームでマクロレンズ風写真を撮る

全画素超解像ズームはどのレンズでも使えます。

もちろん、望遠レンズにも使えます。

せっかくなので、望遠+全画素超解像ズームも試してみました。

望遠+超解像ズーム

さすがにめっちゃ寄れる(笑)。

 

これだけ寄っても画質が荒れることもないですね。

レンズの性能も去ることながら、全画素超解像ズームの性能の高さもうがうことが出来ます。

 

それでもα6000用マクロレンズを買うならば?

と、ここまで全画素超解像ズームを使ってマクロっぽい写真を撮る方法を紹介してきましたが、

それでも本物のマクロレンズがほしいと思うこともあるかもしれません。

その場合、SONYのEマウントレンズだとこのあたりのレンズになるかと思います。

 

2つ目のレンズはフルサイズのセンサー対応になります。

お値段も一気に跳ね上がるので、まずはSEL50M28の方を検討する感じになるんでしょうかね。

 

まとめ

今日はSONY α6000の全画素超解像ズームという機能を使って、

単焦点レンズでマクロレンズっぽい写真を撮る方法をご紹介しました。

 

レンズは安くても1本2万〜3万程度と、決して安くない買い物です。

その中でも単焦点レンズって1本目、2本めのレンズとして

購入する率が高いのではないかと思います。

 

その単焦点レンズを使うことで

マクロレンズそのものではないんですが、

マクロレンズ風の写真が撮れることで、

また違った楽しみ方が出来るようになるのではないでしょうか。

 

またα6000でこんな写真も撮れるよということで、イルミネーション撮影のコツや

桜を撮りに行った時の話もまとめました。

よかったら読んでみてくださいね。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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