こんにちは。
ゆうです。
昨日、一昨日辺りはちょっと涼しいですね。
外に出ても暑い!!というほどでもなくて、青空がとてもキレイに感じます。
たまにはのんびり散歩でもしてもいい陽気ですね。
さて、前回yPadという手帳を紹介しましたが、今回はその手帳と一緒に使っている文房具類を少し紹介したいと思います。
道具は一点豪華主義で選ぶ
yPadもそうなんですが、何でも道具を選ぶ時にはかなりこだわる方だと思っています。
ギターに関連するものにしてもそうなのですが、昔からほしいものが出来るとかなり調べまくって、本当に自分が気に入る一品を選ぶようにしています。
それが多少高かったとしても、手の届く範囲であればそれを購入します。
その道具の扱い方・クセなんかも知り尽くして、変なクセがあったとしてもそれすらもコミコミで愛したいという思いがあるんですよね。
また、そういう風に愛情を注いだ道具を使っていると、道具が自分の能力を高めてくれるような、そんなイメージすら持っています。
いつからそんな風に考えるようになったのかわかりませんが…。
先日、新しくギターを買ったという記事を上げましたが、あれも十何年ぶりに買ったものなんですよね。
https://yu-and-you.com/wildcat/
高校の頃に初めての1本、大学に入って気に入るやつを探して1本。
そこから全然買っていませんでした。
だいぶ話が逸れましたが、手帳のyPadにしてもボールペン1本にしてもめちゃくちゃ選び抜いてしまうわけです。
自分の手や、感性にしっかり合うものを探して。
今回はそんな自分がyPadとともに使っている文房具類、
主に万年筆になるわけですが、順番に紹介していきたいと思います。
万年筆
文房具好きなんですよ。
万年筆とかちょっといいノートとかそういうのも好きで、前々から興味があったんです。
で、ついつい万年筆に手を出してしまい、ついつい連続して短期間の内に買ってしまったのがこれら2本です。
Parker ソネット
プラチナ #3776センチュリー
今現在、主にこの2本を使っていて、より多く使っているのはParkerの方だと思います。
ペン先のデザインがめちゃくちゃカッコよくて、一目惚れ的に買ったような感じです。
このデザイン。
めっちゃいいです笑。
しょっぱなで豪華一点主義と言っておきながらなぜ2本持っているのか?というツッコミが入りそうですが、それには訳があります。
万年筆っていろんなインクを詰めることが出来るんです。
メーカーが違っていても、好きなメーカーの好きな色のインクを詰める事が出来る。
これが万年筆の醍醐味の一つと言ってもいいと思います。
仕事でも使えるように一本は黒系のインクを入れたかった。
でももう一本、自分が好きな色を入れる万年筆がほしかったんですよね。
で、細字のプラチナにはココアブラウンという黒に近い茶色を。
Parkerにはヴィオレパンセという紫色のインクを入れました。
先程、Parkerのペン先の写真を載せましたが、ちょっと紫っぽいインクが付いているのに気がついたでしょうか?
実際、書いてみるとこんな感じ。
写真が暗くなってしまいましたね…。
どうもうまく撮れません…。
どちらもエルバンというメーカーのインクで、今はココアブラウン・ヴィオレパンセ・モクセイソウグリーンという3色を持っています。
こんな感じです。
デスクのライトが電球色でオレンジ系なんですよね。
だから、インクの色が実際とはちょっと違って見えるかもしれません。
ちょっとくすんで見えてしまっていますが、ヴィオレパンセ、すごくキレイな紫なんですよ。
書き味
どちらもペン先は金が使われています。
プラチナの方が14金、Parkerが18金。
後ほど紹介しますが、本当に一番最初に買った万年筆のペン先はステンレスでした。
それに比べればどちらも非常になめらかな書き味です。
なめらかなんですが、プラチナの方が固めの書き心地。
というか、細字を買ってるんですけど、本当に結構細いんですよ。
だからペン先も鋭くて、紙によっては引っかかる感があるように思います。
先日、紹介したyPadでは引っ掛かりは感じませんでしたけど。
ちょっとカリカリと書くような感じという言うんでしょうかね。
書くとシュッシュッと紙と擦れる音がするので、こっちの方が書いてる感あります(笑)。
一方、Parkerですがこちらの方がよりなめらかな書き味。
紙の上滑らすだけで書ける、とかそういう感じです。
実はParkerも細字なんですが、プラチナに比べるとかなり太い…。
プラチナは国内メーカー、Parkerは海外メーカーなんですが、同じ細字でもかなり太さが違うんですよね。
日本語は漢字を使うこともあり、本当に細かい線で文字が書ける必要があります。
対して海外ではアルファベット。
そこまで細かい線で文字が書ける必要がなかったんでしょうね。
多分、プラチナの細字とParkerの極細字辺りが同じくらいの太さだと思います。
より太く、その分インクのフローもよいので Parkerの方がよりぬるぬると書けるんでしょうね。
太いんで手帳に細かく書き込む時なんかは文字が完全に潰れるわけですが、気にせずガンガン使ってます。
好きなものを好きなだけ使いたい(笑)。
インク・ヴィオレパンセ
さて、このヴィオレパンセという色。
一言でいえば紫色ということになるんですが、紫を選んだのにも理由があります。
自分は何か思いついたら書きなぐることをよくしているんです。
手帳の空きスペースだったり、何かのノートだったり、紙の切れ端だったり。
そういうのをEvernoteに蓄積していくわけです。
要するにアイデア出し用のペンとして活躍させたかったんです。
そんな時に紫色は「想像力をかきたて、感性を豊かにする」という意味を持っているということを知りました。
なら、Parkerのインクは紫系だ!というように紫色になったわけです。
その効果がどのくらい出ているかは不明ですが、少なくとも機嫌よく書き物が出来ているのは確かです。
プラチナ プレジール
さて、先に述べたペン先がステンレス製の万年筆。
それがこちらのプラチナ、プレジール。
これ値段がすごい安いんです。
1000円とかそんなもん。
万年筆自体、興味はあったけど自分に合うかどうかわからない…。
手頃に買える値段だったのもあって、お試しで買ったものです。
使ってみると案外よくて、これだけで1年か1年半くらい使ったんじゃないでしょうか…。
今もまだたまに使ってます。
本当、値段の割に品質はいいと思うので、万年筆に興味はあるけど高いのはちょっと…という人にはオススメです。
ロットリング カリグラフィペン
万年筆で最後に紹介するのは、このちょっと変わったペン。
カリグラフィ用のアートペンという名前で販売されているペンです。
厳密に言うとこれを手帳と一緒に使っているわけではないんですが、同じ万年筆ということでついでに紹介させてください。
カリグラフィって聞いた事ない方もいらっしゃるかと思いますが、手書きで印刷されたような文字を書くことをいいます。
それに使うペンで、ペン先が妙に平べったい形をしています。
こんな感じ。
縦に線を引くと太い線が書けて、横に引くと細い線になるんですよね。
で、これで文字を書くとこんなような感じになります。
なんか変わった感じに書けますよね。
うまい人が書くと本当に印刷した文字か?と見間違うほどの文字を書けるんですが、自分はまるでその技術がありません…。
というか、練習が必要なんですよね。
こういうのって。
しろくまノート
では、もう一つだけ。
ノートを一冊紹介させていただければと思います。
しろくまノート、というノートです。
本当にタダのノート。
でも、真っ白なんすよ。
紙が。
めちゃくちゃ真っ白。
真っ白ですごいキレイなんです。
紙がすごく白いからインクの色が映えるんですよね。
上で紹介したヴィオレパンセなんかは、本当にいい感じに発色してくれます。
万年筆で書くと、インクがよく出るからなのかインクが裏抜けすることも多いんです。
裏にインクが染みてしまうといういうんでしょうか。
あれは嫌なので、裏抜けしないと評判のものの中からこのしろくまノートを選びました。
これは頭の中に浮かんでいるものをとにかく書き出したいような時に使っています。
手帳のメモページではダメなのか?
という方もいるかもしれませんが、自分は書く時は相当な量を書きなぐるのですぐにメモページがなくなってしまうんです。
だから、いっぱい書きそうだなと思う時はそもそも手帳ではない、外部のノートに書き出すようにしています。
ちなみに以前はモレスキンのノートを使っていたんですが、あれに関してはインクの裏抜けがやばいです。
まとめ
今回はyPadと一緒に使っている文房具、主に万年筆を紹介させていただきました。
はっきり言って、万年筆なんて使わなくても書けるんですよ。
100均で10本100円で売っているボールペンでも、鉛筆でも何でも。
でも、個人的に道具に愛着を持つというのはムダではないと思うんです。
その道具を知り尽くし、体の一部にすることによってより高いパフォーマンスが得られる。
いい道具ってそういうものではないかと思っています。
もし興味があるものがあったらぜひ使ってみてください。
たかが道具ですが、されど道具。
あなたの毎日が少しだけ豊かになるのではないかと思います。
他にもいくつかypad関連の記事があるので、よかったら読んでみてください。
なぜ見開き2週間のyPadを使うのか – yPadにのりかえよう
(2018.9月追記)
新しく仲間入りした万年筆がいます。
その紹介記事も書いたので、よかったら読んでみてくださいね。
それでは。
昨日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。