5分でわかる!Luminar4のAIストラクチャーの使い方

こんにちは。

ゆうです。

 

今日はLuminar4の「AIストラクチャー」という機能に注目し、

解説を行ってみようと思います。

 

いじることの出来るスライダーはたった2つなのにも関わらず、

非常に効果が大きい強力なツールですよね。

 

そもそもAIストラクチャーがどんな働きをするのか?に加え、

「適用量」と「増強」のスライダーの使い分けについても考察してみました。

 

この記事1本でAIストラクチャーの使い方は

バッチリになるはずです。

 

すでにAIストラクチャーがどんな機能なのかわかっているよという方は

「AIストラクチャーの調整法」からお読みいただければと思います。

 

※この記事を読む際のお願い※
以前は「量」という名前だったパラメーターが
アップデートにより「適用量」という名前に変わりました。
 
文章の中は「適用量」に打ち替えましたが、
画像の中は打ち替えておりません。
「量」は「適用量」に置き換えて読んで頂くようお願いします。

 

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Luminar4ってどんなソフト?

具体的に機能を説明する前に簡単に

Luminar4について説明させてください。

 

Luminar4というのはRAW現像をするためのソフトです。

撮ってきた写真の色味の補正をしたり、

コントラストやら明るさやらを調整することが出来ます。

 

Skylumという会社が作っているソフトで、

Windows版もMac版も販売されています。

 

同系統のソフトで有名なのは

AdobeのLightroomですね。

 

Lightroomが月額いくらというサブスクリプション制なのに対し、

Luminar4は買い切り型のソフトとなっています。

一度買ってしまえば、それ以上お金がかからず使い続けることが出来るんですよ。

 

この買い切り型であることに関しては

趣味でやる人にとっては非常に強い利点になりますよね。

 

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Luminar4を開発しているSkylum社より
プロモーションコードというものをいただきました。
 
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購入画面で「yu-and-you」と入力して、
「適用」を押していただくと
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ぜひお得にLuminar4を使ってみてくださいね。
 
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Luminar4のAIストラクチャーはどんな働きをしてくれるのか

AIストラクチャーはものの輪郭や詳細部分を調整する機能です。

シャープに近いイメージですが、

そこにコントラストや色のレベルなども合わせて調整することにより

被写体の立体感を演出するような感じです。

 

と、言葉だけで読んでもなかなか伝わりにくいと思うので、

実際にAIストラクチャーで調整した画像を見ていただきましょう。

 

先にAIストラクチャーの調整前の画像です。

元

 

次にAIストラクチャーを適用した写真です。

量50+増強50

 

かなりはっきりくっきりしましたよね。

輪郭がはっきりしたのと、陰影が強調されて立体感が生まれましたね。

 

AIストラクチャーでは反対のことも出来ます。

つまり輪郭をぼやけさせたり、立体感をなくす補正も可能です。

AIストラクチャ−50

 

ふわっとしましたね。

こんなような調整がわずか2つのスライダーだけで可能になるのが

AIストラクチャーという機能なのです。

 

Skylum社の公式YouTubeチャンネルで公開されている

AIストラクチャーに関する動画があるので

ご紹介しておきますね。

英語のみではありますが、参考になるところがあると思います。

 

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AIストラクチャーの調整法

さて、もう少し掘り下げてご説明したいと思います。

AIストラクチャーで使うスライダーは「適用量」と「増強」の2種のみだとお話をしました。

それぞれをいじると写真がどう変化するのか、

実際に写真を見ながら効果を確認していきたいと思います。

 

そして、案外使い分けがわかりにくい「適用量」と「増強」。

どのような考え方で使い分けていけばいいのか、

コツをお伝えできればと思っています。

 

AIストラクチャーのスライダー

先にAIストラクチャーのスライダーについてです。

これが実際のスライダーになります。

AIストラクチャースライダー

前述の通り、「適用量」と「増強」の2種類のみ。

「適用量」は-100から+100の間で調整をし、

「増強」は0から100の間で調整をします。

 

「適用量」は+側に振ると画像がシャープになり、

−側に振ればボケたようなはっきりとしない感じの写真になります。

 

「増強」は細かいディテールをいじるのに使います。

 

AIストラクチャーで写真の立体感とシャープさを調整する

すでに見ていただいた通り、

写真をシャープにすることも、ぼやっとさせることも出来るんですが、

まずはシャープにしてみましょう。

こっちの方が分かりやすいと思うので。

 

まず、元の写真を見てみましょう。

「適用量」のスライダーは0のものです。

文字元

 

次に「適用量」を50まで上げたものを見てみてください。

文字AIストラクチャ50

結構、強烈に変化しますよね。

真ん中の白い花を見てもらうと分かりやすいと思いますが、

コントラストが上がり、黒レベルやシャドーも調整されて、

立体感が出ています。

花びら1枚1枚の影が強調されて、奥行きが出ましたよね。

 

しかし、今見ていただいた白い花の左上、

青い花の色はちょっと潰れてしまって

花の表面がよくわからない感じになってしまいましたよね…。

 

コントラストをグッと上げた結果、

青い花については色が潰れてしまったのです。

 

ここで「増強」をいじってみましょう。

こちらも50までスライダーを上げてみます。

文字量50+増強50

 

青い花の表面はどうなりましたか?

水滴が見えるようになり、

のっぺりしていた花びらの表面に立体感が出たように見えますよね。

 

そう、「増強」のスライダーを動かすことで

花びらの表面の細かい部分のコントラストやシャープが調整されたのです。

 

またそのうち記事にしたいと思いますが、

「ディテール補正」というパラメーターの中にある

「細かなディテール」というスライダーを触ったときと

非常に近い効果が得られます。

 

つまり考え方としてはこうです。

「適用量」で写真全体の立体感とシャープさを決め

「増強」で花びらの表面のように細かい部分の立体感とシャープさを決める、

ということになります。

 

もう一枚、別の写真を、見てみましょう。

今度は花の表面のしずくに注目してください。

最初にAIストラクチャーを使う前の写真を、

続けて「適用量」を50に上げた写真を見てみてください。

例2文字元

例2文字量50

 

さあ、これに「増強」を加えるとどうなるでしょうか?

50まで上げてみますね。

例2文字量50+増強50

どうでしょう?

しずくがくっきりしましたね。

 

ただご覧いただいた通り、

黒レベルとシャドーもかなりいじっているようで

ピンクの花びらが少し黒っぽくなってしまっているのも

おわかりいただけると思います。

 

ここはかけ方を加減するか、

カラー調整などで再度ピンクの色合いを補正するかになりますね。

 

ここまでをまとめると、

「適用量」で全体の立体感・シャープさを整え、

「増強」で細部の立体感・シャープさを調整する。

これがAIストラクチャーの効果的な使い方であり、

基本的な考え方になります。

AIストラクチャー 使いこなしのコツ
  • 「適用量」で写真全体の立体感・シャープさを決める
  • 「増強」で細かな部分の立体感・シャープさを整える

 

AIストラクチャーで写真をふわっとさせる場合

では、もう一つパターンとして

「適用量」をマイナス側に振るパターンも見てみましょう。

 

この場合もさっきと基本的な考え方は同じです。

ただ「増強」のスライダーはマイナスに出来ないので、

「適用量」でぼかして、ぼかしすぎた細部を「増強」で戻すという考え方になります。

 

何度も登場してもらっていますが、

まずはAIストラクチャーを使っていない元の写真を見てみましょう。

文字元

 

で、まずは「適用量」を-50にしてみましょう。

文字AIストラクチャ−50

 

なんか、おうとつ感がなくなりました。

全体的にのっぺりと立体感もなくなり、

ふわっとしましたね。

でも、ちょっとつぶれ過ぎかもしれません。

 

なので「増強」をいじって細かいディテールを戻してあげるとします。

「増強」を50まで上げてみたのが次の写真です。

文字量−50+増強50

 

水が落ちている花が分かりやすいかと思いますが、

花びらの影が少し強調されて

ちょっとだけ立体感が戻りましたよね。

 

あくまで「適用量」の方でふわっとしたものを補正するのが

「増強」だ、くらいのイメージでいた方がいいですね。

ほんの少しだけ立体感や奥行き感を戻すことが出来ます。

 

プラスに振ろうがマイナスに振ろうが

「適用量」で全体の立体感・シャープさを整えて、

「増強」で細かな部分の立体感・シャープさを調整するという考え方は変わりません。

 

これさえ押さえておけば

AIストラクチャーの使いこなしはバッチリです。

 

参考までに量と増強、いろいろ組み合わせてみた

最後に参考までに「適用量」と「増強」をいろいろ組みあせて

写真を現像してみたので、並べてみますね。

 

「適用量」を変えてみた場合

文字元

文字AIストラクチャ50

文字AIストラクチャ100

文字AIストラクチャ−50

文字AIストラクチャ−100

 

「量」は50で「増強」を変えた場合

文字AIストラクチャ50

文字量50+増強50

文字量50+増強100

 

「量」は100で「増強」を変えた場合

文字AIストラクチャ100

文字量100+増強50

量100+増強100

 

「量」は−50で「増強」を変えた場合

文字AIストラクチャ−50

文字量−50+増強50

文字量−50+増強100

 

「量」は−100で「増強」を変えた場合

文字AIストラクチャ−100

文字量−100+増強50

量 100+増強100

 

Luminar4のAIストラクチャーの使い方まとめ

今日はLuminar4のAIストラクチャーの使い方を説明してみました。

「適用量」と「増強」の2つだけのスライダーで

非常に強力な効果を写真に加えることが出来る機能です。

 

「適用量」と「増強」の使い分けというのは次のとおりでしたね。

AIストラクチャー 使いこなしのコツ
  • 「適用量」で写真全体の立体感・シャープさを決める
  • 「増強」で細かな部分の立体感・シャープさを整える

このポイントだけ押さえていただければ、

AIストラクチャーは使いこなせたも同然です。

 

Luminar4は非常に優秀なソフトです。

今回ご紹介したAIストラクチャーと並び、

AI補正というあまりにも優秀すぎる機能がついています。

 

AI補正とAIストラクチャーの使い方を覚えるだけで

簡単に質の高い写真を現像することが出来ます。

 

AI補正の使い方についてもこちらの記事でまとめました。

よかったら読んでみてくださいね。

 

今回の記事でLuminar4に興味を持った方は

前述の通り、お得に買う方法があります。

Luminar4を購入する際には

プロモーションコードに「yu-and-you」と入れていただくと

1,000円引きで購入することが出来ます。

 

ぜひ、お得にLuminar4を使ってみてくださいね。

 

それでは。

今日よりほんのちょっとステキな明日があなたに訪れますように。

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